ベースと言う楽器は音楽に興味がある方とない方の間で、認知度に大きな差が出がちな楽器なのです。と、今日はこんなネタ。
多少なり音楽に興味のある方は、ベースってシブイよねぇ〜とか、重要なパートだよね〜等、良い印象を持たれている方が多いのですが、音楽にあまり興味の無い方にありがちな認識としては、目立たない所作で隅っこで「ボンボン」と目立たない音を出してるギターになり損ねた弦が4本の楽器・・・と言ったところでしょうか(汗笑
私の認識が不足してるのかも知れませんが、私が生まれる前のベースには確かにそういう側面もあったかもしれません。ですがその当時と比べるとベースは明らかに機材・奏法面での進化を遂げているのです

例えば、機材の進化の一例として、多弦化が挙げられます。
プレシジョンタイプのエレクトリックベースはその生い立ちに於いて、コード演奏を念頭に入れずに開発されたと言う点で、ギターとは本質的に異なる楽器なのです(多分)。その違いは弦をチューニングする際の音階に現れるわけですが、ベースのチューニングは単調に5度ずつ音を変えていくだけなので、急に一本弦が増えたとしても(例えば4弦ベースが5弦ベースになったとしても)、演奏スタイルを変える必要はあまり無く、それほどハードルは高く無いのです。そういった背景とベースに表現の幅を持たせたいというベーシストの要望により、ベースの弦は20年ほどの間に
4から
5本、そして
6本と増加の一途を辿り、今では
7本のモノも見かけます。また、私の
アオッパチ君のように1オクターブ高い副弦を有するものもあります。この手のベースに関しては、私の知る限りでは
15弦ベースってのもあります。ここまで来ると、もう何と言っていいか・・・
「
ウホッ」
って感じです。
ちなみに、この「ウホッ」な15弦ベースのサプライヤーの名は「
Warrior」
このメーカ、HPの作りもさることながら(BGMにも是非耳を傾けてやってください)、作ってるベースの何とシブイことでしょう。
中でも9弦ベースなんて、とんでも無い発想のベースなのに、日本人にはまね出来そうに無いデザインセンスで、何ら破綻無く実に美しく仕上がっちゃってますョ・・・oTL
っと、脈絡も無く書いてたらもうすぐ12月になっちゃうぢゃないですかぁ。
何のまとめもオチも無いけど、今夜はこのへんで退却ぅ〜。
図.ある意味究極のベース 弦の数1本だしw

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