Amazonのショッピングカートに放り込んだまま発注を忘れていた本がありました。
さっそく発注しておいたら今週末に手元に届いたのでぼちぼちと読み進んでいます。
サイモン・シン著の『フェルマーの最終定理』って本です。
3以上の自然数nに対して
X^n + Y^n = Z^n
を満たすような自然数X,Y,Zはない
というのがフェルマーの最終定理です。これは17世紀にフェルマー没後に手書きのメモとして見つかって以来、360年もの間、誰一人その定理を証明できなかったという(現在は証明済み)、数学会の超難問の一つ。『なんとも難しそうな本だなぁ?』なんて思っても、本の内容については特に数学に関する知識が必要では無く、いわば「数学ドラマ」として、古代ギリシャのピュタゴラスに始まり現代に至るまで、数学がどのように発展してきたかが分かりやすい文章で書かれているので、スラスラと読み進む事ができます。
よく「数学って社会でなんの役に立つのよ?」なんて言われがちですが我々の日常は数字で溢れかえっていることに改めて気付かせてくれる本です(まだ半分も読んでないので、本著の全容はまだ判りませんが)。
たまにはアカデミックな気分に浸ってみるってのも悪くないもんですょ

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