
カリン姫家族に藤野芸術の家へ連れてってもらう。
中央高速、相模湖ICに降りて、すぐ、我が家から1時間もかからず着いてしまった。
土の工房、木の工房、サンドプラストなど自由工房があり、何処も親子連れの芸術家で一杯である。

陶芸家か気取りで、ペッタンペッタン泥んこに、取りつく。
丸めたり、ひきのばしたり、土にたわむれ、楽しく、ストレス解消になる
さ〜て模様は何にしようかな〜
外に出て、落ち葉を拾い、土に載せ、ローラで押しつぶす
落ち葉の模様がくっきりと円錐上のかたわくにのせ、広げてゆく

かたわくから外すとご覧のような小鉢(こばち)が完成する。
「お〜おやったあ」と出来上がりにうっとり
そのまま、乾燥、焼き、処理に工房のおねえさん先生に預ける。完成に数週間かかる。

カリン姫はお菓子のハウス作りに、パパの手を借り、ハウスをくみたて
クッキー、チョコレート、オレンジ、イチゴ、キュウイを貼り付ける
真っ白いクリームでえんとつや、屋根かざりで飾りつけ

こんなおいそうなお菓子のハウスが出来上がりました。
おいしそうだけど、皆、もぞう品で食べられません。
自由工房でガラスに砂を吹きつける彫刻に挑戦(ちょうせん)する
じいじは葵(あおい)の御紋にとりかかる。
下地の模様をひっぱりだし、エンピツで紙になぞり、ガラスにテープを貼り付ける。
紙になぞった模様をテープにこすり付け、テープに模様が塗り付けられる。
さあ〜これからが大変、細い小刀でテープを模様の形で切ってゆく
紙細工で加工するように模様部分だけが残るように加工する。
枝の模様の部分など細かく、ひとつひとつ丹念に、切っていくことは根気のいる仕事である。
カットが終わり、グラスをサンドプラストに入れ、砂を吹きつける。
グラス一面に曇りがかかり、模様の部分だけが、透明に残り完成する

早速、家に持ち帰りビールを注ぎ、「やったね、この家紋が見えないか〜」
あざやかな"あおい模様の家紋"を見ながら
幸せな一時、苦労して作った作品を前に「かんぱい」。

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