
近くの農園は梨もぶどうも殆ど、摘み取り収穫は終わったようだ。
この時期に我が家のM果樹園は甘〜い匂いを周辺にまき散らし、庭に面する部屋にも風の流れで田漂い、何時でも取り入れ出来る時期を迎えている。
しかし、その収穫を孫娘達と一緒に甘受したいと、そのままにしている。
今年は病気もあって、昨年よりもちょっと収穫は落ちているが、その匂いに誘われ、葉っぱを食べに虫も来襲している。
数年の栽培経験にフクロがけがこの虫や鳥の来襲から守ってくれるようである。
フクロに掛からない僅かなものは試し取りして、一つ、二つと摘んで採ってしまった。
それが徐々にエスカレートし、「まあ取り入れ時期に全部でなくてもいいや」と袋ものをサンプル採取してしまった。

ご覧のような黒の色艶、食後のレザートに食べてみる。
種有りは、少々かったるいが「ん〜ん甘い」。この一時に収穫までの逞しく育てるプロセスも楽しいが、この自然の恵みを直に味わえる瞬間が至福の時である。
さあこれで孫達を迎える動悸付け、舞台装置は出来あがった。

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