
「じいじ〜だ!!」横浜線相模原駅の改札口でチャイルドカーに乗らず、こちらの姿を見届けると、勢い良く走ってくる。ん?(°_ 。)?(。_ °)? もうチャイルドカーは卒業したのかなと思いきや、いやいや後から追う様にママがチャイルドカーを引きながらこちらにやってくる。
逞しい走りのポーズは元気さをアッピールする束の間のもので、歩き始めると直ぐにダッコ、チャイルドカーに頼る、姿は全く変わっていない。
甘いジジ・ババの援軍を得たりと、直ぐにこちらに矛先を向け、「疲れたの〜」と哀願されついつい手を差し伸べ、益々重くなった感触にを感じつつ敵の戦術にはめられてしまうのである。
さ〜て何処に行こうか?のびのびと走れ、遊具あり、少々の小動物との出会い整備された広大な敷地などなど、手っとり早く、相模原麻溝公園になってしまう。
昨年の11月以来、その居心地の良さから、たっぷり散策が楽しめる当地へ出向いた。
ブタ 、牛の大きな動物には身を屈め、潜め、怖いようだ。ミニザル、洗い熊の身の丈以下の小動物に愛想を振りまき、そのしぐさに一生懸命その姿を追っかける。
その動物達の歓迎を受けてから、公園奥の遊具のある広場に向かう。
「うわあ〜凄い」此処では目を疑うばかりの若いママに連れられたチビッコ軍団の元気な群れに圧倒され、思わず少子化の流れを忘れさせる位に、賑やかな逞しい群れの中に吸い込まれていく。
目新しい遊具に目を奪われた孫娘はその遊具に一直線に走り込み、それぞれ挑戦して行く。
その一つが、このワイヤーで吊られたタランポリンで、年上の子供達が既に取りついている中に、廻りの心配をよそに無謀にも紛れ込んで行く。
床面が飛ぶ、撥ねる、揺れる中に危なっかしいながらもバランスを取りながら、体制を整え立ち姿勢を取り続ける。
その激しい揺れに、当初の緊張し怖がった顔も、それを克服すると、余裕の笑顔に変わり、こちらに得意満面の笑みを浮かべてくる。
年上のお兄さんおねえさんに混じっての挑戦の姿に、その運動神経の発育振りの速さに、驚かされる。
ついこの間の赤ん坊、赤ん坊の姿から、心身の発達ぶり認めながら、この笑顔と元気さに一杯エネルギーを貰える様である。

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