
夜来の激しい雨もなんとか止み、市を上げての新選組フェスタもふるさと博物館を残し、10月で幕引きを迎えた。大河ドラマは今を盛んに盛り上がっているのに何故先を急いで閉めてしまうのであろうか?
万願寺センターは他の目的に利用される。日野宿本陣は来年4月にリニュウアルオープンされるが文化資産として延命対策が必要である。建物として見える所では襖はパックリとはがれ、無残な姿を晒している。柱のひび割れもかなり進んでいる。更に目に見えない部分では養生が必要なんであろう。4月に再生した姿で再登場するにはここが潮時なのかもしれない。
その最終日、別れを惜しむように切れ目ない入場者で会場はごった返していた。年初から始まった新選組フェスタも3会場合わせて、約30万人の動員。新選組の日野のイメージアップはドラマの追い風に載って確かなものに育ったと言えよう。
大河ドラマは継続するが、ダンダラ模様の万願寺もシャトルバスも消え、ともかく自分の中でも一区切り、目の前を新選組が走り抜けた。

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