<サイエンスチャンネル>「THE MAKING」部門 ・・楽器関係・・(管楽器)
<トランペットができるまで> in 浜松
大量に売れるのかどうか・手作業工程が少なく、多くの工程が機械化・自動化されてる。
(1) 予想通りの手作業だったのは、素材の切り出しと筒曲げ合わせ部のハンダ付け

(2) ベル(ラッパ状部)の成形も一部が機械化。 →
(3) パイプ内部に溶けたハンダを入れて冷やし
管がひしゃげない養生をした状態で 曲げ加工(治具による手作業)
(4) ピストン/シリンダ部の成形・ろう付け・研削などはNCボール盤/旋盤を使った
自動加工。。。
(5) 手作業ハンダ付けによる組み立て、磨き、自動刻印、洗浄、塗装、仕上げ調整
?工程数が少なく、人・手間がかかっていないようでも・? ・・( 5万 〜 50万 )
<リコーダーができるまで> in 大阪市住之江
本格的な木製リコーダーで、格調は高い。小型機械を使った手作業。
大型のものには金属製のキーレバー/弁 も付く
→
(1) 頭・胴・足の3本それぞれ、角棒を丸棒に削る
(2) 内径穴を開けた段階で、割れ止めのため 両端に溶けたロウを塗り
〜40℃で 1〜3ヶ月強制乾燥 + 自然乾燥
(3) 旋盤で外径をリコーダー独特の形に削り、サンドペーパーで磨く
(4) 真空釜に入れてウレタン樹脂(オイル)を真空含浸
ここで1ヶ月以上 自然乾燥
(5) 内径穴を少しずつ広げた後に 外側にラッカーを塗る
1ヶ月以上 自然乾燥
( 上写真のは 1回しか塗っていない?かも )↑
(6) サンドペーパー/バフで磨いた後、深い艶が出るまで塗装/乾燥をくり返す。。。
(7) 指穴を開け、歌口のスリットとエッジを削ったら出来上がり ・・・と思いきや
この3カ所の「
循環調整」による
音作りを見ていると・・面白いくらい・音が進化してゆく。。 ( 木製で 1万 〜 10万 )