湿度計の謎・・ていうか、毛髪式やセロファン式など素材の伸縮を利用した機械的な湿度計や、最近の電気抵抗式のものは感覚的に理解できる。しかし、小学校の理科で教えられた「
乾湿式湿度計」は、「なにやら確からしい・・」という気はしたものの、理屈が分からなかった。
空気(乾球)温度と、布網を水溜めに浸した湿球の温度を別々に測ると、どうして表から大気の
相対湿度が分かるの。。?
最近、アイスコーヒーグラスの
外表面に結露する(内側ではない)水滴と、「
露点」の発想とから、やっと理屈がわかった・・。イマゴロ。。
要するに、湿球温度は↓の図で「
露点」を示していた・・。それだけのこと。空気の露点と実温度の両方が分かれば、表から(この図でも)「相対湿度」がわかる。コーヒーグラスの表面温度は外気の「露点」以下だったわけだ。
大気の各温度における「絶対湿度」と「相対湿度」の関係式とその図です〜。
間違ってたらゴメン
絶対湿度 X = (1,293/γ) x 18/28.9 x φPs/(1.03323−φPs) gr
ここで γ : 乾燥空気の密度 kg/m3
Ps : 飽和蒸気圧力 ata
φ : 相対湿度