11月12日の読売新聞「本・よみうり堂」 より
書名「大学病院の奈落」は そのまま この世界全体を象徴
(
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あれからもう3年が経過?
TVや新聞報道では「知り得なかった」内容のようです
衰退版「白い巨塔」
・・・・・・・・・・ 余・感 ・・・・・・・・・・・
書評のキャッチコピー「ゆがんだ組織・・」は
評者の思い込み
というと,
言い過ぎか
似たような状況は
「ホモ・サピエンス種」が作る組織である限り
何処ででも発生するというか
避けられない?共通の
「宿命」
=年初に買った
「サピエンス全史・上/下」の冒頭近くで
著者
ユヴァル・ノア・ハラリが
力説していた主旨・第一からの類推
ヒトはサルとは違って、100人以上の集団を統率できる
これは「ホモ・サピエンス」のみが、
突然変異で獲得した能力
突然
「言語を操れる形状のノド」を持って誕生したことで
(=賢い・ヒト種となり)
「具象概念」だけなく、
「抽象的概念」を他者と共有でき
(
複雑な集団行動が容易となった )
おかげで、大脳・体力などで勝る
ネアンデルタール種を抑え
栄養価の高い「マンモスなどの大型動物」を捕り尽くし
「危険動物」は 排除することにより
結果
絶滅させてきた
・・・・・・・・・・・・・
これは
強者が秘密裏に
「暗黙のルール」を作り、それを徹底
そして、結果
「弱者を犠牲に」すること
=
パナマ文書、更には
「パラダイスペーパー」
で暴露されつつ在る世界と同根
絶滅した他の人種(?)の中で
唯一・しつこく生き残ってきた
「ホモ種」の証し
でもある
★
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勿論、「
救急ヘリ・ドクター」など
「組織」の中にありながら
「無私のヒト」といった例外的人物も沢山居られます