この題材をブログに書くべきか?
正直、俺は迷った。
だが思った。
遠慮は良くない。
このままじゃいけない。
だから書く事にする。
0勝0分け3敗。1得点4失点。
勝ち点0。最下位。
最終節を残し、グループリーグ敗退。
あなたはこの結果をどう考えるだろうか?
マスコミはこの話題には触れようとしない。
学生や社会人チームの話なら、それも分かる。
だがこれは日本の代表チームの話である。
オリンピックの本戦という、一番力を発揮しなければならない状況での話である。
出ている選手は、本来ならA代表の主軸になってなければいけない立場。
結果が出なくてもお咎め無し。
これでいいと思うなら、日本サッカーの未来は無い。
今のままならワールドカップに出られない。
今回の結果は、俺は惨敗だと考えている。
一般常識に当てはめれば、それが妥当だろう。
何故こんな事になるのか?
24歳以上の選手で構成されるオーバーエージ枠。
通称OA枠といわれるオリンピック独特の制度で、1チームに3人まで認められている。
この選手を日本サッカー協会も反町監督も導入しなかった。
それが惨敗の理由に思えてならない。
何故それが理由なのか?
クラブチームに当てはめて考えると分かり易いだろう。
OA枠は、クラブチームにとって外人枠の様なもの。
Jリーグの外人枠もOA枠も1チームにつき3人まで。
日本人より外国人の方が人口が多い。
23歳以下よりも24歳以上の方が人口が多い。
母集団の大きい方から探す方が、能力の高い選手に見つかる可能性が高い。
だからこそJリーグのクラブは外人選手の獲得に躍起になっている。
浦和レッズの様に、選手を帰化させ新たに外人を獲り、実質的に枠を4人5人に拡げる場合も有る。
ちなみにJリーグ全33クラブの内、外国人選手がいないのは、J2のFC岐阜のみ。
「国家代表からの召集には、クラブは応じる義務がある」
これはFIFAがA代表の召集に関して定めた規則である。
だがオリンピックはFIFA管轄の大会ではない。
だから「この選手を五輪に出したくない」と思えば、クラブは召集に応じなくていい。
同じ様に「この選手を手放したくない」と思えば、クラブは移籍の要求に応じる義務は無い。
だが現実には、クラブのフロントは手間暇かけて、銭かけて、外国人選手の補強に血眼になっている。
結果を出す為には、当然の事である。
他のクラブは、何処でもそうしているからだ。
対戦競技である以上、他のクラブより良い結果を出すのが重要だからだ。
レイソルも勿論、小見氏の人脈等をフル活用し、レバークーゼンの主力やシエンシアーノの宝、ブラジル人の韓流スターを獲得し、チームに還元させている。
Jのチームが外人を獲得しない理由は、FC岐阜の様に財政的に余裕が無いか、或いは一時期のサガン鳥栖みたいに長期的視野に立ってチーム力を底上げしたい場合くらいだ。
代表戦の客が減ったとはいえ、協会に金が無い訳じゃないだろう。
U-23は五輪終戦と同時に解体するカテゴリーだ。長期的戦略というのも有り得ない。
オリンピックでOA枠を使わないのは、日本とコートジボアールの2カ国のみ。
OA枠という外人枠を放棄して、本当に勝つ気でいたのだろうか?
サッカーは他の五輪競技と違い、プロの選手が出て来る。
熱意だけでは片付けられない様々な圧力も選手には掛かる。
この結果は協会と反町の怠慢が招いたものである。
OA枠の補強という重要な仕事を放棄している。
これは単なるU-23代表であって、五輪代表では決してない。
これじゃ選手がかわいそうだ!
もし仮にレイソルのジェネラルマネージャーの竹本氏とボス石崎がが、今いる外人選手を全部切ったとする。
そして新たに外国人を獲らなかったとする。
他の選手やサポーターはどう思うか?
「この程度の頑張りでも、クラブでの居場所は安泰だ」
「フロントは外人の獲得に動かない。フロントは真面目に勝とうとしていない」
「真面目に仕事しないフロントに真面目に意見したって、責任を押しつけられ干されるだけ」
「監督が仕事しないんだ。俺が選手生命を賭けるプレーをする必要は無い」
選手はどうしてもそう思ってしまう。
そういう消極的な雰囲気をサポーターは感じ取り、スタジアムから疎遠になる。
これが今の五輪代表、いやA代表の姿ではないだろうか?
選手の立場で見れば、五輪に臨む上役の姿勢について、色々と思う所は有った筈。
試合の進め方にも、色々言いたかった事が有るだろう。
例えば第1・2戦での、日本では考えられない凸凹だらけのピッチでの試合。
普通にボールを転がしても勝手に跳ね上がる程、見事なピッチコンティション。
この試合でも、日本で試合をする様にグラウンダーのショートパスを多用して、パスミスを度々狙われ窮地に陥った。
たまにシュートまで持っていけても、ふかしてチャンスを不意にする。
この状況ならビーチサッカーみたいに浮き玉でのショートパスを主軸とし、グラウンダーでのシュートを撃つ方が遥かに効率が良く、安全だ。
対戦相手はそうしていたじゃないか。
選手は当然そういう事を議論しようとしただろう。
だが無責任な連中に物申したって、自分の選手生命が無くなるだけ。
そういう事じゃないんだろうか?
更に書けば、フォワードの先発が3戦とも違う。
これも反町の責任逃れとしか、俺には思えない。
今までの五輪監督は、他の仕事を兼業していた。
シドニーの時のトルシエ監督は、A代表の監督を兼ねていた。
アテネの時の山本監督は、一時的に職を解かれていたにせよ、A代表のコーチに復帰する予定だった。
だが今回の監督は、完全に専業である。
この大会の結果がどうだろうと、このカテゴリーは解散。
試合がどうなろうが、自分のクビは飛ばない。
この大会が終わったら、転職活動をしなければならない。
それなら一応はフォワードは全員出場させて、転職活動を円滑なものにしよう。
「使わないなら呼ぶな!」とクラブに叱られない様に。
そんな姿勢が見え隠れしていたからこそ、最終戦では選手は反町の指示を無視したのではないか?
選手にとっても、このカテゴリーに次は無いのだから。
協会や監督の業務放棄。
これが今回の結果を招いた。
だがこの結果を受けてクビが飛んだ人は、今まで協会に1人も出ていない。
金銭的制裁を課そうとする動きすら無い。
普通ならデモの1つ位起こるだろうよ。
今回だけではない。
2年前のワールドカップで1勝も出来なかった時、協会の人は誰か責任を取ったか?
その後正当な交渉もせず、「オシムと言っちゃったね」の一言で国の監督を決めてしまった川淵は、何か責任を取ったか?
我那覇のドーピング疑惑が晴れた時、協会は川崎フロンターレが払った制裁金を返還したのか?
責任を取るという事は、何らかの不利益を受ける事。
謝る事ではない。
美辞麗句を並べる事でも坊主頭になる事でもない。
ましてや無視する事では決してない。
今の協会には誠意が感じられない。
そんな所に金払ってまで何かをする気にはなれない。
今の姿勢が改まらない限り、代表戦のチケットを買う事は無いだろう。
代表のグッズも買わないだろう。
北島選手の世界新。
体操やレスリングの活躍。
日本勢のメダルラッシュ。
なでしこジャパンの躍進。
男子のサッカーはこの流れから取り残されている。
他に仕事を持っている人達が、あれだけ頑張っている。
家族やスポーツ協会の期待にだけ応えればいい立場の人達がだ。
帰国後、成田空港に反町や選手を出迎えた人はいなかった。
好きの反対は、無視する事。
この流れが続く様なら、日本代表に明日は無い。
今のままなら、本当に日本はワールドカップに出られない。
だがレイソルがワールドカップで活躍するのは可能だと思う。
なにも代表でなければ世界にアピール出来ない訳じゃない。
大人の事情に溺れた代表なんか放っといて、レイソルで世界を掴もうぜ。
天下無敵の柏の星を!
■北京五輪サッカー男子グループリーグ
第1節(8/7)
U-23日本代表 0–1 アメリカ五輪代表
@天津
第2節(8/10)
U-23日本代表 1–2 ナイジェリア五輪代表
@天津
第3節(8/13)
U-23日本代表 0–1 オランダ五輪代表
@瀋陽
■北京五輪サッカー男子グループリーグ順位表
(全3節終了)
1.ナイジェリア 7
2.オランダ 5
==========決勝トーナメント出場決定==========
3.アメリカ 4
4.日本 0
(8/13現在)

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