ドゥンビアがチーム練習に参加していない。
6月11日の公式戦の出場を最後に、現所属先の徳島ヴォルティスの練習の不参加の状態が続いている。
15日のザスパ草津戦も出場していない。
ドゥンビアがA代表の試合に初出場を果たしたのは5月24日。
僅か10分程度ながら、かなり危険なプレーをしていた。
Aマッチはクラブのスカウト達の見本市。
この10分が決め手になったのだろう。
移籍の噂の有るスイスリーグの
ヤングボーイズの公式ウェブサイトには、2008-09シーズンの正式メンバーとしてドゥンビアが名を連ねている。
ドゥンビアもプロの選手だ。
プロである以上、条件や環境の良い職場から話が来たら、そっちに行くのは当然だ。
ましてやドゥンビアは、代理人を仲立ちにして異国の地で仕事する助っ人だ。
W杯予選に被る様に試合が組まれる、極東の2部のクラブ。
UEFAカップ挑戦を視野に入れた、母国語の通じやすいクラブ。
プロならどちらを選ぶだろうか?
この問題は、これからレイソルでも起こり得る。
移籍金は選手を引き抜くクラブが引き抜かれるクラブに支払う慰謝料の事である。
移籍金は契約違約金。
どんなに能力の有る高級取りの選手でも、契約期間が残ってなければ違約金はゼロ。
ただで宝を手放す事になる。
スカウトの窓口になるAマッチに出場する様な選手は、複数年契約にするべきだと思う。
話を戻して。
ドゥンビアが日本を離れるのは、もう避けられないだろう。
ただ移籍する場合、ヴォルティスのサポーターに対しては、せめて挨拶はしてほしいのだ。
内戦状態の祖国を離れ、ドゥンビアは異国の地にやって来た。
フランス語を解する人は稀。
アフリカ人のJリーガーはドゥンビア唯1人。
異文化に溶け込めず、消えて行った外人選手はどれ程いるだろう。
孤独に苛まされる日々も有っただろう。
苦悩をおくびにも出さず、明るくチームに溶け込んでいたドゥンビアは、今考えると実は偉大な存在だった。
ドゥンビアなら間違いなくスイスでもやっていける。
正直、ドゥンビアにはレイソルを離れてほしくなかった。
ドゥンビアがピッチに現れると、必ずスタンドが盛り上がる。
今話題の「6+5ルール」を導入してでも、レイソルに残ってほしかった。
ドゥンビアは柏バカの華だった。
ドゥンビアにも夢が有る。
故郷に錦を飾り、祖国の希望になりたい気持ちも有るだろう。
引き抜きの話は、一生にそう何度も有るものではない。
俺はドゥンビアの決断を尊重する。
ドゥンビアの末永い幸せを願っている。
ドゥンビアよ、どうか忘れないでほしい。
貴方目当てのサポーターが沢山いた事を。
ドゥンビア、ドゥンビア、ワァァオ!!!!

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