捜査なんて所詮、人間がするもの。
人間はミスを犯す生き物だ。
DNA鑑定の結果自体は、厳然たるものかもしれない。
だが、その捜査を行う過程の中に、ミスが忍び込んでいないと、断定出来るのか?
誤認捜査。
冤罪。
捏造。
「こういう可能性は絶対に無い」と、言い切れるのか?
今でも俺は茂原の無実を信じている。
茂原は、例の事件について、関与を認めていない。
彼はあくまで容疑者であり、被告として有罪判決を受けた訳ではない。
容疑の対象になった事件が起きたのは、7年前。
茂原はヴィッセル神戸の選手だった。
彼が柏レイソルに入団したのは、それからずっと後の事。
彼がどんなに真面目に人生に取り組んでも、7年前の事は、それより前の事。
今回の容疑で、ボスは「サッカー界に迷惑を掛けた」と頭を下げた。
社長は「私が全責任を取る」と言った。
レイソルの関係者は茂原の面会に、度々出向いている。
ヴィッセルは「非常に遺憾」というコメントを残し、注意徹底のミーティングを開いた。
ヴィッセルについては、それ位しか情報が無い。
本当にコメントとミーティングだけだったのかもしれない。
もしかしたら陰で茂原と面会を果たしているのかもしれない。
だが公式コメントやインターネットの記事を読む限り、ヴィッセルの対応は冷たい気がする。
ヴィッセルに所属していた時の容疑事件だろうに。
茂原は、今でもレイソルの大事な大事な家族だ。
ヴィッセルの様なチームに、俺は負けてほしくない。
茂原の為にも、全員で闘おう!
力を合わせて、この嵐を乗り切ろう!