柏バカを自認する人達が、試合前に必ず歌う歌が有る。
柏一代 誓った日から
命も捨てた 名も要らぬ
柏一筋 バカになり
果て無き修業 まっしぐら
見つめた星を つかんでやるぞ
天下無敵の 柏の星を
天下無敵の 柏の星を
「柏バカ一代」。柏バカの魂の歌であり、原曲は「空手バカ一代」である。
柏バカとは言うけれど。
柏バカとはどういう事か。
「命も捨てた」と唄っているが、これは文字通り本当に命を投げ出す事では勿論ない。
レイソルの為に、他の全てを犠牲にする事でもない。
家族、恋人、友達など、レイソルよりも優先順位の高い事柄は有って当然。
そんな人でも柏バカは立派に名乗れる。
そういうのを切り捨ててまで応援しようという輩は、ただのクレイジーであって、もはや柏バカ等ではない。
命の次に。
いやその次に。
いやその次の次ぐらいに。
いやいやその次の次の、そのまた次の次ぐらいに大事な物。
それは。
見栄や体裁。
「大声出したら恥ずかしい」
「スタジアムでマフラー振り回してたら顰蹙買わないだろうか」
「黄色い声を張り上げてたら、ドン引きされたりしないか」
この類の畏れ。恥じらい。
命の何十分の、いや何百、何千分の一の、そんなちっぽけな見栄や体裁なんかかなぐり捨てて、選手達と一心同体になって、応援する。
これが「柏バカになる」事だと、俺は思う。
スタジアムに行けない人は、その人の持ち場で、心の中で「柏バカ一代」を歌い、共に応援する。
それは必ず選手の胸に届く。
柏レイソルのサッカーは11人でやるのではない。
14人でやるのでも、18人でやるのでもない。
何千、何万もの柏バカが一緒に闘うのだ。
「柏バカ一代」は、その意思表示である。
いよいよ3月9日からレイソルの公式戦が始まる。
世界中の柏バカの皆さん、一緒に闘おうではありませんか!
唄うおバカに唄わぬおバカ。
同じバカなら唄わにゃ損! 損!

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