彼女の前世は白い犬だった。とは言っても本物の犬ではなく、神様の眷属(部下)としての存在でした。神様は住吉三神。だから、この白い犬は船乗り達のマスコットのような存在で、海を航海する船に乗り組み、常に舳先に立って海の彼方を見つめている犬でした。
お稲荷さんの眷属が狐だったり、春日大社の眷属が鹿だったりするようなものです。
彼の犬は、弘法大師・空海が唐の国に向かったときにも同行して海の安全を守ったようです。そのまま、空海と同行し日本に帰国してからも弘法大師と共に全国を渡り歩き、時には大師の代理として人を導いたりもしたようです。
今、彼女にこういう前世の姿がメッセージとして伝わったのは、現世の彼女に周りの友人や家族の「道を指し示す」役割が与えられているからのようです。そして、彼女の存在が所属する場においていかに大切なものになっているか自覚していかなければならないということでもあるようです。
神様の眷属だった前世というのは、とても幸運な運命を暗示していますが、それだけに今世で果たさなければならない役割も重要なものなのかもしれません。「強く守られている」ということは「果たさなければならない役目」も大きいということなのです。使命を自覚できる人というのは限られた人ですが、どんな人にもこの世で果たさなければならない役目は必ずあるものです。大小に関係なく自分が周りの誰かや何かのためにしなければいけないことがあるのだとしたら、しっかりと頑張らなければならないのだろうと思います。

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