「2010年東都大学野球秋季リーグ 東洋大学対国士舘大学」
アマチュア観戦記
試合目です。1試合目で精根尽き果ててしまいまして、この試合は6回で上がらせてもらいました。
東洋大学
1番ライト 坂井貴文(4年・春日部共栄)
2番セカンド 上原 悠希(3年・帝京)
3番レフト 木村篤史(4年・愛工大明電)
4番サード 鈴木 大地(4年・桐蔭学園)
5番キャッチャー 佐藤 貴穂(4年・春日部共栄)
6番ファースト 山下 光貴(4年・浦和学院)
7番ショート 林崎 遼(4年・東洋大姫路)
8番DH 藤本 吉紀(2年・PL学園)
9番センター 瀧本 聖也(4年・静岡商業)
ピッチャー 乾 真大(4年・東洋大姫路)
国士舘大学
1番ライト 成瀬 駿也(2年・習志野)
2番レフト 宮川 翔太(3年・千葉経済)
3番センター 水口 澄斗(3年・横浜商大)
4番ファースト 井上 雄貴(2年・国士舘
5番ショート 西川 元気(3年・桐光学園)
6番DH 南 陽一郎(3年・池田)
7番キャッチャー 青山 直樹(4年・市立船橋)
8番セカンド 木田 優(2年・東亜学園)
9番サード 今江 孝臣(3年・平安)
ピッチャー 久保田 一馬(1年・鹿児島城西)
1回の表。成瀬が甘く入った変化球を捉えレフト線を破るツーベース。2番宮川のバントでワンアウト三塁。しかしここから乾の伝家の宝刀縦のスライダーが冴え渡る。3番水口、4番井上を縦のスライダーで空振り三振に奪った。
1回の裏、東洋大の攻撃。坂井が四球で出塁。2番上原、3番木村は三振に倒れたが、坂井は盗塁で二塁へ。4番鈴木のタイムリーヒットで1点を先制する。5番佐藤は空振り三振。
2回の表、無得点。
2回の裏、6番山下がショートへ内野安打。7番林崎がレフト前ヒット。8番藤本もレフト前ヒットで続きノーアウト満塁。9番瀧本はピッチャーフライ。1番坂井はショートフライ。2番上原は135キロのストレートを見逃し三振。
3回の表は木田は四球。9番今江はバントでワンアウト二塁。2番宮川はぼてぼてのゴロが三遊間へ。しかしこれがセーフとなり、木田がホームへ突入。ファーストの戸田はバックホームするが、これがワンバウンドとなって、佐藤がタッチすることができずにホームイン。国士舘が同点に追いついた。3番水口は見逃し三振でチェンジ。
3回の裏、3番木村がセンター前ヒット。4番鈴木は空振り三振。5番佐藤のレフトフェンス直撃の二塁打で加点する。
4回の表、井上は四球で出塁。5番西川のバントでワンアウト二塁となって、6番南はセンターフライ。7番青山の間に井上が三盗。青山はセカンド内野安打で同点に追いつく。
4回の裏、藤本はスライダーで空振り三振。瀧本も見逃し三振。坂井もレフトフライで三者凡退。松村は145キロ前後の直球に、120キロのスライダーをびしばし投げ込んで打ち取っていた。
5回の表、ツーアウト二塁から乾が登板。リリーフエースの鹿沼を投入する。鹿沼は井上をセカンドゴロに打ち取ってピンチを切り抜ける。
5回の裏、東洋大は二死1、2塁のチャンスを作り、代打・鮫島のセカンド内野安打の間に二塁ランナーが突っ込むもアウト。東洋大が勝ち越しを逃す。
6回の表、国士舘の攻撃。5番西川はレフトフライ。南はファーストゴロ。青山の代打・松本は縦のスライダーで空振り三振。鹿沼、快調なピッチング。私はここで球場を後にした。
試合途中で席を立つのは嫌いなのだが、こればっかりはしょうがない。理由は第1試合が長引いたこと。2試合目は見たい選手はだいたい見ることができたので、最後まで見る必要がないと思ったこと。事実、東洋は鹿沼―藤岡のリレー。国士舘は松村―坂寄のリレーだったようで、正直、球場を後にするタイミングは良かったなと思っている。
この試合の収穫は
―――――選手メモーーーー
乾 真大・・・個人的にはあまり好かない投手の一人です。理由は縦のスライダーに頼ってばかりだから。独特の腕の振りから投げる縦のスライダーの落差、キレはかなりのものがあり、狙って三振を奪えるほどです。自分のリズムで投げることが出来ればポンポンと追い込んで抑えることができる投手ですが、肝心のストレートが走りません。速球派であっても、技巧派であっても、直球で勝負できない投手は個人的には評価していません。ストレートも135キロ〜140キロは計測していましたが、もっと自信よく投げることはできないでしょうか。プロならあのスライダーを武器にして抑えることはできるかもしれない。あれはプロの打者でも空振りを奪うほど代物だから。ただ直球で攻めきれない投手というのは徐々に底の浅さを露呈して打ち込まれてしまうのだと思います。まあ中継ぎとしてなら面白いですが、まあなんともいえないですね。
松村 直弥・・・市立柏時代から見てきた速球派右腕。春でもチェックを入れて寸評を行いましたが、荒削りな投げ方をしているなと思いました。秋でもその傾向は変わりませんが、ストレートのスピードは格段に上がっていました。常時145キロ前後でマックス148キロを計測。125キロ前後のスライダーも右打者にとっては肩越しから来る球筋ですので、思ったより打ち辛いものがあるのではないでしょうか。堂々と投げることが出来ていましたし、
鹿沼 圭佑・・・リリーフとして登場。ストレートのキレは春よりも良くなっており、140キロ台のストレートをコンスタントに計測していました。コントロールも安定していますし、スライダーのキレも良いですし、復調しているといえます。



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