坂井 貴文(東洋大学)外野手 右投げ左打ち 175センチ75キロ 春日部共栄出身
東都現役最多の78安打、11本塁打を記録している打者。それだけではなく俊足・強肩を誇る外野手です。
(打撃)
スタンスはスクエアスタンス。バランスよく構えることができており、グリップを体の近くにセットしています。投手の足を下ろしたところから始動を仕掛けていき、やや摺り足気味に足を上げていきます。トップをぐいっと深くとっていきます。このときにグリップが頭の後ろに移動しており、インコースを捌けるか気になるところではあります。グリップを体の近くにセットしていたこともあって、振り出しは悪くありません。彼のスイングは上から振り出して、掬い上げるようなスイングをしていきます。つまり上から叩くのではなく、運ぶようなスイングをしています。そのためバットの軌道がボールにあったとき、スタンドへ飛ばしていくパワーは秘めていますが、芯に当たらないと捏ねたスイングになってしまい、セカンドゴロ、ファーストゴロが多い選手なのです。合わせ易いアウトコースと高めがヒットゾーンなのではないかと思います。
(守備)
打球の反応、守備範囲に関しては特にいうことはありません。ライトを守っているだけあって、地肩は強いですね。ライナー性の返球がキャッチャーミットに収まり、思わずうならされます。
(走塁)
塁間タイムは4.10秒前後とまずまずの俊足ですが、通算81試合に5盗塁は少ない印象を受けます。
(まとめ)
走攻守、適度にまとまった選手ですし、澤村から2ホーマーを放つなど好投手に強い傾向がありますが、個人的には凡退するシーンを多く見ていますので、イマイチ評価が高くありません。捏ねてセカンドゴロになることが非常に多いのです。それは左打者としてはどうなのでしょうか。左の外野手は星の数のように多いですので、この秋にずば抜けた成績を残さない限りプロは難しいではないでしょうか。東洋大、二連覇は彼の活躍は不可欠です。ぜひ最後のシーズンで集大成といえる成績を残して欲しいですね。
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