大谷 昇吾(樟南)遊撃手 右投げ左打ち 175センチ68キロ
ロッテに在籍していた大谷龍次(現徳島インディゴソックス)を兄に持つ選手。がっしりした体格をしており、スイングスピードが速い打撃、俊足、強肩を兼ね備えたショートストップである。プロ志望届けを出したので、成績を記載しておく。
(打撃)
動画
スタンス少し右足を引いたオープンスタンス。グリップは顔の近くの位置に置き、予め捕手方向に引いている。腰が据わっており、両目がしっかり見据えられたバランスのよい構えをしている。投手の足が着地する寸前に始動を仕掛けていき、小さく足を上げて真っ直ぐ踏み出していく。トップの動作を見ていくと真っ直ぐ引いて振り出していくので、ロス無く振り抜くことができており、ヘッドスピードが速いので、打球はかなり速い。そして外の変化球に対しても逆らわずに弾き返せる上手さもあり、樟南の打者の中では最もセンスを感じさせる打者であった。ただ高卒プロとなると何かパンチが足りない印象を受けるので、成績を記載する。
鹿児島東 3打数3安打 1打点
吹上 2打数1安打 4打点
末吉 3打数3安打 3打点
枕崎 5打数2安打
鹿児島商 5打数1安打
鹿児島実業3打数1安打
21打数11安打 7打点 打率.523
素晴らしい成績を残している。まあパンチが足りないといってもヘッドスピードも速いし、変化球に逆らわず打ち返せるミートセンスを考えたらこれぐらいの成績を残してもおかしくない。大体の試合をスカウトが視察していれば、もしかしたら…の話になる。
(守備)
打球に対する反応は良く、動きも良いし、地肩の強さも中々なもの。さすが名門のショートを担っているだけの守備力はある選手だ。彼も目代新のように猛練習によって鍛えこまれた選手で、体の強さを感じる。
(走塁)
塁間タイムは4.20秒前後でまずまずの脚力を持つ。盗塁センスがどこまであるか分からないが、野球センスの高さを考えると、走れる選手のように思える。
(まとめ)
走攻守に適度にまとまっている選手で、体も丈夫そうな選手で、十分に上のレベルで続けていけるだけの力量は持っている。本人は兄の活躍で刺激を受けたのか志望届けを出した。悪くはない選手だが、イマイチインパクトが弱く、個人的には大学・社会人経由という評価になる。ただ鹿児島大会でこれほどの成績を残しているし、スカウトも彼の素材の良さを評価しているのであれば、どこか指名する球団があってもおかしくないだろう。
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