加藤 翔平(上武大学)右投げ両打ち 外野手 181センチ81キロ 春日部東出身 3年生
一昨年の神宮大会では1年生ながら核弾頭を打ち、走攻守すべてにおいて高いレベルのプレーを見せてきた選手である。個人的には来年を代表する外野手として期待している。だがまずまずのプレーを見せているものの、どうも壁にぶち当たっているように感じた。
(打撃)
・左打席
今回は左打席のみで。スタンスはオープンスタンス。グリップは肩の位置に置いて背筋を伸ばして構えている。トップの動きを省く為にあらかじめ引いているけどやや硬さを感じる。投手が足を下ろしたところから始動を仕掛けていき、小さく足を上げながら真っ直ぐ踏み込んで打ちにいく。トップの動きを見ていくと捕手側方向へ引くことができているが、ややヘッドが投手寄りに倒れており、ストレートに差し込まれやすい欠点がある。軸は安定しており、スイング自体もコンパクトに振りぬくことができているが、まだドラフト候補と呼べるほどの鋭さはない。縦の変化球にも空振りを繰り返しており、どうもタイミングが合っていなかった。上のレベルで進むには佐藤峻一クラスの投手を完璧に打ち崩すほどの完成度が欲しい。
(守備・走塁)
打球の反応自体は良く、守備範囲は広い。地肩の強さは昨年見た限り強い返球はできていたので基準のレベルに達していたといえる。
大学1年から走塁センスは高かったが、タイムリーヒットを放った後、初球から走りストレートでも間一髪で成功させた。バッテリー間のタイムは3.35秒だったのでその間に走りぬいたということを考えると非常に速いタイムということである。
(まとめ)
個人的にはこの世代を代表する外野手になる可能性を秘めた選手として評価しているが、まだ期待する成長曲線には達していない印象を受ける。良くも悪くもまとまっている外野手だが、突き抜けたモノは感じない。とにかく走れる選手なので4番にしておくのは彼の持ち味は出ない。核弾頭として持ち味を見出し再び輝きを見せて欲しい選手である。目指すは全日本orプロである。
加藤 翔平(上武大学)右投げ両打ち 外野手 181センチ81キロ 春日部東出身 1年生
1年生ながら核弾頭を打つ選手。高校時代は地元では評判の選手だったようだ。今大会は大活躍。関西国際大学戦では先頭打者本塁打を放った。
(打撃)
左打席について。若干右足を引いているがスクエアスタンスと考えた方が良いだろう。投手が足を下ろしたところから始動を仕掛けていき、小さく足を上げながら真っ直ぐ踏み込んで打ちにいく。わずか1打席しか見ていないのでなんともいえないが、なんとなくイメージはつかむことができた。
右打席について。オープンスタンスで構える。バットを引き、ヘッドを揺らしながら構えている。腰が据わっており、また両目で投手を見ることができているので、ボールは捉えやすいといっていいただろう。足を回しこんで上げていき、ややインステップ気味に踏み込む選手。グリップが中に入りすぎることがないので、ヘッドが投手寄りにならないところが良い。肘の畳み方もうまく、インコースは打つ場面は見ることが出来なかったが、打ち返せると思う。スイングは鋭く、フォローも大きい。パワーがあるのは右打席にようだ。
お互い外角は巻き込む癖があるようだ。低めの変化球にも引っ張る癖があるので、凡打が多い。流し打ちができるようになるともっと幅の広い打撃が期待できるだろう。
(走塁)
塁間タイムは3.9秒前後とかなりの俊足。リーグ戦ではチームトップの5盗塁をマークしており、納得はできる。二桁盗塁が常にできるようになるとプロでも足を売りにできるようになるのではないだろうか。
(守備)
守備範囲は広く、積極的な守備ができるのは好感がもてる。肩も良いので、守備も良い選手といえるだろう。
(まとめ)
大学1年生にしてはレベルが高い外野手。両打ちということもあり、彼の付加価値は高くなるだろう。個人的にはもっと右、左へ打ち分ける柔軟な打撃ができるようになると、この選手の幅はもっと広がるだろう。
将来の大学全日本代表として期待してみたい。

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