2009/6/1
進化した岡田ジャパンの憂鬱
岡田ジャパンは相当進化してきていると思います。だからこその悩みかもしれません。初めて代表入りした若い選手と世界を知っているベテランや監督との意識の差は仕方ないかもしれませんが、ある意味そこが一番心配なところです。
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MF中村俊輔(30=セルティック)が、浮かれムードにクギを刺した。日本代表は31日、ベルギー代表に4―0で快勝し、3年連続10度目のキリン杯優勝を果たした。6日のW杯アジア最終予選ウズベキスタン戦(タシケント)に向け、順調な調整ぶりを披露したが、その一方で右足付け根痛を抱えながら強行出場した中村は2戦連続の大勝ムードに危機感を吐露。勝てばW杯出場が決まるウズベキスタン戦に一抹の不安を募らせた。 4発大勝にも、俊輔に笑顔はなかった。勝てばW杯予選突破が決まるウズベキスタン戦に向けた最終調整マッチ。ウズベキスタンと体格も戦術も似ている今回のベルギー戦は、仮想試合と位置付けられた重要な一戦だった。だからこそ、前半だけとはいえ右足付け根痛を押して先発出場した。だが、完勝ムードに沸くスタジアムの雰囲気とは対照的に、試合後の中村からは厳しい言葉ばかりが口を突いた。 「ウズベキスタン戦はきょうのようにいかない」 W杯予選、さらにはその先のW杯本大会では厳しさもプレッシャーも段違いのレベルに達する。しかも、ベルギーは主力6人を欠いた、いわば1・5軍チーム。この試合で中村憲と初めて攻撃的なポジションで同時起用され、機能した“W中村システム”についても「強い相手に通用するかは分からない」と冷静に分析した。 岡田ジャパンの目標は、W杯予選突破ではなく本大会ベスト4。だからこそ、課題を口にすることも忘れなかった。サイドバックが苦し紛れのロングボールを前線に蹴った場面を例に挙げ「それはサイドバックにそういうパスを出させた周りのミスでもある」と指摘。遠藤、中村憲らと見せた変幻自在のポジションチェンジについても「ポジションチェンジを激しくするからこそ、一人一人がもっと走らないといけない」と話した。 もちろん、岡田監督も中村同様にチームの緩みを感じていた。「前半20分からは徐々にペースダウンした」と振り返ったように、前半20分からはパスを出しても動かない、ロングボールを競らない…などの怠慢プレーが続出。闘莉王がトラップミスでピンチを招いた同31分からは押し込まれる場面も目立った。ハーフタイムのロッカー室では、我慢の限界を超えた指揮官の口からイレブンに怒号が飛んだ。 「何のために試合をやってるんだ!ウズベキスタンに勝つためにやってるんだろ!考え直せ!」。さらに試合後には「あれくらいで動きが落ちるようじゃ、やろうとしているサッカーも目標も達成できない」「きょう、いったん(チームは)解散するけど、そこで酒をかっくらってるようじゃ(W杯)ベスト4は無理だ!」と吐き捨てた。 「ウズベキスタン戦は戦術うんぬんの試合にはならない。現地での最初の練習はガツガツやっていきたい。練習でもちょっとしたミスで笑いが起きないような雰囲気をつくりたい」と中村。W杯予選突破はあくまでも通過点。日本代表のレベルアップを誰よりも強く望む日本が世界に誇るレフティーが、大一番を前にチームを引き締めた。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090601-00000020-spn-socc
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