今日家に布団屋さんが来ました。
27歳のおにいさんが広告をもってやってきました。
ちょこっとだけカッコいい人でした。・・・へへ。
あいにく家にはだれもいず、その人は玄関から
「こんにちわーっ」
とせっかく元気よくいったのに、無視されました。だって家の中からじゃ
だれが誰に言ってるかなんて分からなかったから。
広告を受け取ると、高校生?ときかれ、だんだんと話が弾んでいきました。
三年生だというと、大学は同志社がいいよ、といわれました。
まだ志望校をちゃんときめていないあたしは、一瞬、
そーなのかと思ったのに、お兄さんは同志社の前を通りすがったときに
校舎が綺麗だったから勧めただけでした。 てきとーなっっ
お兄さんは、高校も行ってはいないらしいのですが、さわやかで、布団やさんに似つかわしいたくましさもあり、お茶目だけど真面目そうな良い人でした。
また「学校の先生はよく、夢とか希望とかを持って、っていうやろ?」
と聞かれて、そうだったかなとちょっと考えてしまいました。
「あんまり言われない気がします。どっちかっていうと勉強のことを言われるかな、
夢は夢でも大学に合格するのが夢みたいなかんじで・・・」
そうこたえると、
「勉強にうるさい先生には、こうしちゃりぃ」
なんていいながらハナクソを飛ばすマネまでするんです、こっちは困って笑うしかありませんでした。
「そんなんしたら一週間くらい謹慎やろうけどな・・・」
いやいや、それでもあなたなら平気でやりそうですよ・・・
「俺も高校行きたいしかわってや」
そう言われて、いいですけど代わりに勉強やってくださいね、と言うと
あっさりあきらめたみたいでした。
そんな知らないもの同士のただの他愛無い会話でした。
進学校に通い、毎日とてもがんばっているけれど少し疲れ気味の友達のいる
あたしの学校では、あまりないようなおバカな、だけどのびのびしたこの10分間が、
同じく疲れ気味のあたしに元気をくれました。
そして周りの人々のおかげであたしは毎日笑顔でいられるんだな、と思い
すこし感謝を感じました。
あたしもあんなふうに周りの人を元気にできるようなさわやかな人になれるようにがんばろうと思いました。

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