こないだの日曜。大須に新しく出来たフォト&ギャラリー「プシュケ」へ
林裕己さんの写真展を観に、行きました。
林さんをよく知る人には説明不要でしょうが、彼は
あらゆる意味で「本物」の人間です。
本物だから、あんな写真が撮れるのでしょう。
本物だから、あんな文章が書けるのでしょう。
本物だから、あんな生き方を するのでしょう。
最高に格好悪くて、かっこいいです。好きです。
自分に自信がなくて、コンプレックスが多くて、不安と恐怖にばかり
とりつかれて、逃げるように創作・表現の深淵へ手をのばした人だと思う。
それは情けなくて、みっともないことでしょうね。やっぱり。
根拠がなくても自信満々で、自分サイコー!みたいな人が何故かモテたり、
カリスマ性があったりするとしても知るかよ。ぼくら、そうじゃないし。
疑ってばかりで、不安ばかりで、意気地もなく、自信もない男が
同じような女と、お互い震えながらSEXすればいいじゃん。
出来れば。ロマンチシズムに溺れた妄想の果てに。
僕は、林さんと交わりたくてブシュケへ赴く。(ホモでは、ないです。)
魂のSEX、と大袈裟に言うが、その実、普通の会話。おしゃべりのこと。
たのしいよね。好きな人との、おしゃべり!
以下、林さんからの個展開催告知メールより
現在肝臓癌で闘病中の母を撮った写真を中心にしたインスタレーションを
「プシュケ」一階と二階のギャラリーに展示します。西島さんやイサムさん、
そして、悪性リンパ腫で10年の闘病生活を送り生還した一宮のレストラン
ギャラリー『織部亭』の大島さんがモデルとなって共演してくれました。
最終日の10月11日には、西島さん・イサムさんの体現、ポエトリーリーデ
ィングのクロージングイベントもあります。入場無料です。会場には、私が毎月
”表現と家族”の文章と写真を連載している雑誌「中部経済界」も置いてありま
す。是非、見に来て下さい。
今回の展示の趣旨文
表現と家族 序章 “等身大の王国”を目指して
5年前から始めた、妻や子と共に“表現者とその家族”を巡る旅。それは一人
娘に残す、いえ私自身のための“生きる力”を拾い集める旅でもありました。し
かし今回の被写体は所謂“表現者”ではありません。美術とは全く無縁に生きて
きた私の母です。これは私にとって“表現と家族”の序章。 表現の根源であり
故郷でもあります。
母は、私の幼い頃から今日までずっと三河で小さな洋品店を営み続けてきました。この世代の皆がそうであったように我欲を押し殺しては、倹約と労働に努め、家族のために生きてきました。
2年前のことです。一本の電話が突然母にC型肝炎感染の疑いを告げました。男は名前も名乗らず、今もって何処の誰なのか分かりません。思いがけなく自身の中に巣食い進行し続ける肝臓癌の存在を知らされることとなったのです。それでも自分の事などより、ただただ不甲斐ない息子を心配するばかり。
まるで来た場所に還るかのように、いたって平静に受け止めているのです。
あたふたしても、相変わらずに無力な私です。“生きる力”を与えるような励ましやあたたかい言動など、この元来親不孝物の馬鹿息子に到底出来るはずはありません。私が表現を続けることは母を悲しませることでもありました。懲りもせず、私に巣くう鬼と共に母を引き回しては曝け出し、破廉恥この上ありません。最後まで親不孝で迷惑をかけることこそ、今の私のすべきことと信じ走るのみです。かけがいのない時は無常にも刻々と流れ、過ぎ去った光は二度と捉えることは出来ないのですから。
“美術が好きだから”“自己実現の喜びを知ってしまったから”ときに自虐的に、苦々しい思いを抱えながらも、才能のない私が美術にしがみつく理由は
それだけだったのでしょうか。
母から貰ったこの153センチの、人より少しだけ“小さな身体”。ようやく愛せるようになった、ここにこそ私の表現の源があるようです。母は“私”の制作者だけでなく、私の“作品”の制作者でもあったのです。 全てが用意されたこの身体を道具に、悪あがきを続けてみようと思います。。母が私に与えてくれた宝物。
あるがままの楽園へ。私なりの“等身大の王国”を目指して。
■ “魂の影を表現する四人の作家達”林 裕己展
◎期間 10月2日(金)、3日(土)、4日(日)
9日(金)、10日(土)、11日(日)
※ 金、土、日のみの営業
13時〜21時(金、土) 13時〜19時(日)
◎ 場所 プシュケ(フォト&アートギャラリー)
名古屋市中区大須二丁目13番17号
※地下鉄「大須観音駅」2番出口より徒歩3分
Tel&Fax 052-253-5919
HP
http://gallerypsyche.web.fc2.com/
◎ クロージングイベント『詩と体現』
10月11日(日)18時より
出演 ISAMU(詩人) 西島一洋(体現)
残すところの会期が、今度の金〜日の3日間のみですが、ご都合あえば
特に表現に携わる人はブシュケに赴き、林氏と交わることを!オススメします。
また、僕と林さんの会話にも話題として出ましたが、以下のイベントも注目。
☆「常滑フィールド・トリップ2009」関連企画/PAAT「ここ で 深呼吸」
◆PAAT/門倉緑の呼びかけによるパフォーマンスアート
◆出演順/梅村軍司、小鮒正博、寺尾晴美、西島一洋、犬飼美也妃、
関根麻郎、門倉緑、野本翔平
◆日時/2009年10月17日(土) 17:30〜19:30 (公演/入場無料)
◆会場/INAXライブミュージアム
アクセス▼
愛知県常滑市奥栄町1-130
TEL : 0569-34-8282 FAX : 0569-34-8283
◎名古屋駅から
名古屋鉄道(名鉄)常滑線 中部国際空港方面「常滑駅」で下車。
◎常滑駅より、
(1) 知多バス常滑線「知多半田駅」行き、「INAXライブミュージアム前」
下車、徒歩2分
(2) タクシーで約5分
(3) 徒歩で約20〜30分(直行)、 途中「やきもの散歩道」に立ち寄る
こともできます。
◎中部国際空港から
(a)上記(1)の知多バス常滑線「知多半田駅」行きが利用できます。
(b)セントレアライン りんくうICより約7分
◎その他
(a)知多半島道路 半田ICより約15分
(b)セントレアライン(名古屋方面から) 常滑ICより約7分
※駐車場完備
僕は、東京滞在期間中なので常滑は行けませんけども、嫁の柴田玲が
行くかもです。日本各地からの、それぞれキャリアもあるパフォーマンス
アーティスト達を、無料で!まとめて観れるチャンスなので、
近郊の方はモチロン、やや遠方からでも
駆けつける価値は、おおいにアリ!でしょうよ!!
日々が
カラフルで
滅殺されそう
君が 意味が ないと 言った
全ての ものへ 哀悼の意を 捧げる

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