昨日はtiny7ていうライブハウスに、バンドイベントを見に行ったアイアム。ちょっぴり知り合いなひとが2人ほど出演していたから、ひょっとしてちょっぴり知り合いなひとが他にも居たりしてと思いきや、それ以外には1人も出くわさなかったけれど。5組のライブステージを見聞きしたアイアム。
それぞれのバンドに対して、感想みたいな言葉を
僕は発するべきなのかが分からないでいる。
これまで発したければ発してきたし、面倒くさければ黙ってきた。
どっちでも良いのだろうよね。
ある表現者が「ライブのMCだとか、ブログ、ツイッター。公な場で、他の表現者について語らないようにしている」と言っていて、それは「自分も表現者だからだ」と。
僕は彼についてブログで書いたことがあり「むかついた」と言われた。
僕のことをライバルだと思っていると。なのに、評論家みたいな観客みたいな目線になりやがって勝手にステージ降りてんじゃねぇ、的な。
考え方、感じ方、色々。
僕自身、ブログやツイッターで書かれた内容で、喜んだり傷付いたり、これまでにしてきた。
それでも書きたければ書き、そうでなければ書かず、また読みたければ読み、そうでなければ読まないんだろう。
過去に、見に行ったイベントの感想を下書きしたのに、そのままどこにもアップしなかった事がある。タイミングを逃すと、もうアップできない。そんな感覚がある。
だから、書くか。
書き逃して悔やむのと、書いてしまって悔やむのと、どちらがマシかという問題か。
出演バンド達が、どう思うかという問題だってある。
今回の5バンドは、1組もアンケートを作っていなかった。パンクやロック系だと、あんまりアンケートやらないよね。
それは観客の意見なんか知るか!っていう態度だとも限らないけど、そんなニュアンスかもしれないし、あるいは意見は聞きたいがアンケートの発想はない。のかも。
直接、声をかければ良いのでしょうか。
そんな超人的な行動は、むーりー!
ですから、ここはひとつ、アンケート風に僕の感想を、書いてみよかな。
1、THE DEATH GAL 4
・良かったところ
演奏が上手だった。とくにドラムさんがかっこよかった。
曲が、かなり良かった。何曲かのメロディは完璧ではというほど仕上がっていた。
・残念だったところ
退屈。ドラムとギターにはライブ感あるものの、ボーカルとベースには「ライブパフォーマンス」らしきものが感じられず、公開リハーサルみたいになっていた。
MCを1回も入れず、ひたすら曲を演奏し続けていて、そういうバンドはいくらでもいるしMCしないのは良いとして、他のバンドがMCで果たそうとしている効果をMC以外で果たそうという工夫が見えなかった。
たとえば目つきひとつでも変わると思う。ずっと客を睨んでるとか。逆にずっと笑顔とか。そういうことでもMCの代わりは成り立つと思う。普通に短めに喋るだけのが簡単だけれど。
もっと観客が盛り上がったり踊りだしたりするはずの曲を持ってるだけに惜しいなと思う。
2、二丁目ダンディーズ
・良かったところ
THE DEATH GAL 4に足りなかったものが全部ある。逆に、THE DEATH GAL 4にあるものは二丁目にないけれど。。。ライブ、だった。とても。
ギターボーカルが2人いて、この2人がフロントに立っているだけで絵になる。なんか格好良いバンドなのかなーと思っちゃう。スウィンドル。
作曲担当した人がメインボーカルをとるスタイルらしく、ザリーというひとは曲が粗い感じだけどパフォーマンスがサマになっててアイデアも豊富。みっつんというひとはギター演奏がひどいけれど曲が良くて声も格好良い。
主にレトロなロックンロール、ブギーなスタイルだけれど、スラップベースにギタースクラッチをのせた曲では現代的センスも入って、自由度が高そう。
・残念だったところ
フロントの2人に比べて、リズム隊の2人は影がうすめ。堅実に演奏しているから、バランスとしてはこれでいいのかもしれないけれど。いずれ個性が爆発するステージも見てみたいもの。
曲に関してはメロディが定まってないていうか違和感ある部分あり、僕には判断つかないけれど、もっとしっくりくるメロディがありそな気がする。イチャコラしようぜ!って曲とか、唄いだしはバッチリだけど途中から、あれ?って思った。イチャコラしようぜ!って、タイトルが面白いから、もういいけど。いろいろ、OK!て言いたくなるバンド。
3、知多半サウンドシステム
ステージにはテーブルに置かれた謎のマシーンと、ギター、スタンドマイク1本。登場した不審な男は持ち時間の大半を謎のマシンの前で過ごした。
ずっとビヨーってノイズが流れてて、謎のマシンのボタンを押して音を重ねる。しょっちゅう、謎のマシンの謎のツマミを、ちょちょい、っていじるんだけど何が変わったのか一切わからず面白かった。
「お前のその、ちょちょい、って何の作用だよ」と思った。
30分くらいした時に初めてマイクスタンドに移動したので、あ、終わりの挨拶用だったのか、と思ったら、唄いだしたので面白かった。しかも、あんまり聴こえなかった。
「マイク音量ちいさいよ。あるいはノイズがデカ過ぎるよ」と思った。
ギターを一心不乱に掻き鳴らしたと思えば、飽きたのか何か思い出したのか、急にギターを手放して、ギターがぼんよよよーんと倒れたり、咳払いしたら急に全部の音が止まって、それで終わりだったり。見所あった。
ノイズとはいえ、あまり暴力性は感じなくて、美しい音を鳴らそうとしているように思った。けれど、フロアから人は減り、ドリンクカウンターの方では「耳がいてーよー」という声があった。なぜ、このブッキングなのかと思うけれど、たぶん出番を5番目にしちゃったら客がゼロに近くなるので、3番目という配慮は知多半サウンドシステムに優しい出番順だな、と思った。4番目に出るハメになるオニオンズには、やさしくはない。
4、The オニオンズ
・良かったところ
皮ジャンだったし、裸だったし、ドラムスはランニングシャツで全力コーラス叫んでたし、すばらしかった。
演奏もパンクロックとして申し分なかった。と思ったら、「本当は4人組なんだけど、ギターとベースが今日はいません」とかリーダーのひと(この日はベースとボーカル担当)が言っていて、急遽サポートを頼んだギターは4日前に決まったらしく、1度も練習せず、当日のリハにも来れなくて、まさしくぶっつけ本番だったと。それで、成立しちゃうのが3コードの偉大なところ。
でもやっぱりイントロが分からない曲とかあって、ギターのひとが「どういう風ですか?」って聞いたりしてた。「え?イントロ?じゃあ、いま教えるね…」って言ってリーダーのひとは、なぜだかパッヘルベルのカノンのコード進行を弾いていて「あっ、カノンだ。ごめん、オレ外人のセンスと一緒だもんで」
外人のセンス、という雑な括り方が面白かった。
・残念なところ
何も言うことはない。
5、それいけビート
・良かったところ
格が違った。演奏の上手い下手、曲の出来、パフォーマンスの魅せ方、などよりも一番には「覚悟」が決まっていると思う。この日の5組の中では唯一「バンドとして始まっている」状態だと思えた。ギターにしても、ドラムにしても出音一発で華があるし、説得力のある音に聴こえた。
ベースのみつしくん(みーチュ)が演奏しているとこをやっと初めて観れた。良いベーシストだなー!モテちゃう!僕は今回、フロアの真ん中あたりで観てたけど、次はベースアンプに近い位置で観よっと!
曲は予想以上にゼロ年代な青春パンク色が残っていた。そこから進化しようとする意志を感じたが、気のせいだろうか。
・残念なところ、ていうか気になった点
進化しよう、なのか分からないけど、いろいろアレンジを工夫しすぎな様に思った。工夫するのは大切だとして、工夫してるように聴こえちゃーいかん気がする。
変則的なブレイクとか多く感じたんだけど、何回も聴いたら慣れるのかな。本当に必要なアレンジなら慣れた頃に気持ちいいのかも。このバンドにとって何が正解なのか、僕は知らない。だから、また観に行きたい。
これらの感想によって傷付いた人へ、ごめんなさい。
今夜誰か ぶっ殺された。爆弾のせいでー と、みっつんが唄っている
爆弾は。今の日本では原発かもしれないし
誰かにとっては、失恋かもしれない
誰かにとって、友達の言葉かもしれないし
誰かにとっては、僕のブログかもしれない
それでも僕は書くのだし
なんだって爆弾になりえるのだし、なんにも爆弾たりえない。
せめて、穏やかな騒音で
誰かが ぶっ殺されますように。心安く。
明日が来ればいい。

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