2009 7.24 7.26 福岡の豪雨。
とくに 24日宵の雨は。。。
同時刻に録画した気象レーダーの連続画面です。生音を記録しており、各方面から鳴り響く、サイレンの音が聞こえます。
タイヘンな雨でした。そして、ちょっと違う、経験の無い豪雨です。
何が違ったかと、、
最近の強力な降水現象、時間降水量100ミリオーバーという現象は皆さんもご存知だと思います。
街の排水能力は70ミリとかが上限ですから、この数字は道路が川になって排水するということ意味しています。
もともと、道路を非常時の排水面として使用するという構えなら、それでもいいのですが、
現実は、そうなると慌てふためいているというお粗末な現実。。簡単な計算で、最初から
わかっているはずなのに。。。
今回はその発生100ミリオーバーポイントが同時に多発しているという、不気味な現象。。これは、日本国内でも
新しいパターンではないかと思うのです。
地球温暖化でこの日本も熱帯化してきているう証拠ではないかと思います。
作物分布が変わる、伝染病性の蚊、マラリアの危険、、高潮、ゲリラ豪雨、と、いろいろありますが、
この梅雨末期の集中豪雨のパワーアップは、あまり言われていないような気がします。
物凄く発達した対流雲の塊が大きくなってきているのです。
これは、大気中の水蒸気が増えると想定して、スパコンに投入すれば、はじき出してくれる結果そのものでしょう。
シュミレーションするまでもなく、それが、現実の大気ですでに起こり始めている感じです。待ったなしの実験場に
私達は暮らしているのです。
100ミリオーバーのポイントが増えることは、新たな現象を生みます。つまり、その強力な雨雲が去ったあとに
引き続いて、100ミリオーバーノパワーを持つ雨雲がかかってくるということです。
これは、つまり降水量が恐ろしく増えてくるということですね。
と、、だらだらと、書き進む前に、、
★ マズ、今回の現象は何?
梅雨末期の豪雨です。梅雨前線があって、前線上を低気圧が進んできます。東にのびる温暖前線、、
この温暖前線の下で、この殺人的な、、いや殺人雨をもたらす集中豪雨が発生しています。
記録に残る、長崎大洪水も、数年前のフクオカ筑豊地帯のある市内を水没させた豪雨も、
そして、今回の2009福岡豪雨も、、みんな梅雨前線上の低気圧の東側に伸びる温暖前線の下で降っています。
では、そこ(温暖前線)には、何があるのでしょう。。何故?
「湿舌」です。湿った暖湿気流が進入してくる形状が、まるで、舌のような形状を呈しているから、
こう呼ばれます。別の言い方では、下層JETとも言います。空の比較的低いところを、高音多湿の風が、
南西から北東へ向かって、どんどん吹き付けてきます。雨雲の材料がベルトコンベアーでどんどん効率よく雲の発生ポイントに運び込まれるという姿です。
この物凄くベタベタ&蒸し蒸しする強風が北上したきたとき、北側にある冷たい気団にぶつかって
エスカレーターを登ります。後ろから押されながら乗り上げていくのです。
そのエスカレータの上り口は、天気図には、梅雨前線として記されます。
温暖前線が危ないのは、この物理的な位置関係です。秋冬は北の冷たいエネルギーにさいなまれる。
春から夏は南の熱いエネルギーが波のように押し寄せてくるわけで、暖かいほうのエネルギーにさいなまれるというわけですが、案性気流は温暖前線に真正面からぶつかる形、もう、最短時間でエスカレータを駆け上る位置関係! で、豪雨です。。。
理科の気象の勉強では、温暖前線では比較的穏やかな雨、寒冷前線では激しい雨、、と習いました。
が、あれは、ちょっと乱暴すぎます。。
夏の熱エネルギーが高まってkるときは、やはり、温暖前線が危なく、、
冬に向かうときは、寒気のエネルギー、つまり寒冷前線があぶないのは当然でです。
湿舌、、によって発生したとんでもなく協力なくもは、気象衛星やレーダー画像に、不気味な形の雲となって姿をあらわします。あの、野菜のにんじんのような雲、西洋の言い方でいえば、洋ろうそく(糸をろうに何度もつけてできるほっそりとしたろうそく)で、テーパリングクラウド、といいます。
■画像 テーパリングクラウド
南西にある尖った先端、ここで、湧き上がるように雷雲が発生しています。ここでは、強い上昇気流があるため、
竜巻の発生が極めて高いところでもあります。いつも衛星画像を見ていると、よく見かけますが、それは人のいない海上であることも多く、、しかし、これが一旦陸上にかかったら、恐ろしい豪雨が観測されることになります。
●この雨に対応する。。
被害を最小限にしたいですね。それには、この現象を事前に知ることが大切です。
まず、去年フクオカを襲ったゲリラ豪雨も、今回の豪雨も、
何の知識もなくとも身体で感じたことがあります。。
・それは、「黒」です。近づいてくる入道雲の、尋常ではない黒さ。。
今回、わたくし、こくうは午後の仕事をしていたら、すりガラスの色が、不気味なくらい黒だった。。
わー気持ち悪い、、って感じてたら、、やっぱり気持ち悪いのは人間の実を守るための本能だったのだな、、
って思いました。 黒いのは、よくないです。大切なことです。
・梅雨前線上の低気圧と東にのびる温暖前線、、予想天気図はだいじょうぶですか?
そんな危険な天気図が新聞やテレビの予想天気図(実況天気図でなく)に見ませんでしたか?
実は、数日後、そうなりそうdですよ!
その前触れは今この瞬間、これを書いている、こくうの身も包んでいる空気の冷たさ。北風。
この空気が危ない! ここへ、今の時期本来の蒸し暑いベタベタ空気が来たら、それは、カーエアコンの下からぽたぽた落ちる、アレです。そらは、豪雨です!
・今回、私の郷里でも初めて経験する豪雨でした。非難準備指示が出ました。峠はいたるところで何箇所も土砂崩れ、山肌の谷も赤土が剥き出しになっているところを何箇所か見ました。
・家の前の町道が水没、川のようになっていました。下流の地域に水かたまっていたからではありません。
アスファルトに固められた道路の端を流れる水路の排水処理能力を超えたために、道路を水路として排水しているのです。このとき、この地では100ミリ/hオーバーの降水でした。
いったい、h降水量は何ミリまでありえるのでしょう? こくうは、科学者じゃないので、そこまではわかりません。
が、かりに、150 とか 200 とかになったら、別に低地でない平野でも流れる雨に水没すつということなら
わかります。。蟻さんがたくさん歩いている地表に、バケツの水をぶちまけたのと、同じことです。。
前に書きましたが、150 とか 200 の降水強度なんて、強力な雲が発生しなくても、、
100ミリ/hのすでにありうる雲が連続してかかったら、やっぱり、蟻さん慌てる図、が出来上がるのではないでしょうか?? そして、もはや、これは、現実に起こりつつあるということです。
今回の現象が、まさしく、それ。。。怖いと感じました。。
・防災放送。。
AA----まだ、そんなレベル、、って感じるのが、正直な感想です。
今回、大きな災害が発生した地域で、あまりの豪雨のために普段はよく聞こえる防災放送が聞こえなかった、、ということです。また!? 以前台風が接近して有明海の高潮が発生し水没して大災害が発生した地域があります。
そのとき、やはり、防災ネットワークが機能していませんでした。
死にそうな危機がせまっているのに、寝転んでビールのんでテレビ見ていて、流されてしまうまで気づかないのです。。。そりゃ、おかしいですよね。。
この防災放送、これはいりません。雨で聞こえないんだもの。。
で、防災有線放送、これも、各地域に任せておいては、いつになったら完全になるの? って思います。
こんど、アナログテレビが使えなくなりますよね。。あれ! どうなんでしょう?
いっせいに地デジになるんでしょ。。じゃ、それを全国ネットの防災回線にできないんでしょうか?
地デジタルって、電波のVHF帯の席を譲るためにだけやってるのだろうか? それだけじゃ能がない。
せっかくデジタルの高性能なんだから、ビール飲んで野球みていたって、命を奪おうとして迫る危機を
伝えてくれる機能だけは、絶対搭載してほしいです。
・各シェルター
雨は確実に強くなり、多くの家に浸水の危機がせまるようになります。必ず。
だったら、家を防水にするセンスが必要。家をブロック塀でおおい、玄関先の門のところをふさぐ水門、無理なら土嚢ぶくろを常備しておく。お隣さんとの境界があぶないなら、お隣さんと事前に話しておいて、協力して二軒ともを守る。。。こういった、各自で自分の家を自ら守るセンスが必要になってくると思います。
ちょっと、まとまりに欠けますが、思いつくままに書いてしまいました。
乱筆ですみません。

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