現在,最も深刻な地球環境問題の一つは,ラテンアメリカ,東南アジア,中央アフリカの熱帯雨林の消失という問題である.アマゾン川流域の熱帯雨林の減少は良く知られている.熱帯雨林の伐採は,基本的には19世紀までは ̄西洋文明の侵略にともなう開発,20世紀に入ってからは人口増加にともなう食糧増産,牧畜のための森林の草地化,工業化のための上地開発,森林資源の乱開発,加えて焼畑や薪炭材確保による伐採などによる.このような理由により森林が大規模に消失すると,以下のような環境問題が生じている.・気象の変化による砂漠化や干ばつ・生物の消失・バイオマス資源の消失・上壌の劣化による農業不適化・洪水など大災害の頻発 以上のように,森林が消失することで,環境に対して深刻な影響が起こる可能性が高く,それも地域的な問題にとどまらずに気象変化などの地球規模での問題に発展する. 国と熱帯雨林資源との関係をみるために,建材や紙・パルプの原料として重要な木材資源について考えよう.木材は建材,木工品や紙・パルプとして日常生活に欠くことのできないものであり,生活に潤いをもたらしてくれる.
インドネシアは1987年まではわが国に丸太の輸出をしていたが,現在は輸出を禁じている.なぜであろうか.原木で輸出することでインドネシアの森林の消失が加速されるため,付加価値の高い製材として輸出することに決定し,林業の健全育成と経済効果をねらっている.
バイオトイレ

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