地球の平均気温は,過去百年間で約0.61上昇し,日本でも約1℃上昇した。また1990年代は,過去千年間で最も暖かい10年であったといわれている。1980年代後半から世界各地で毎年のように異常気象が頻発しているが,同時期に加速化した「地球温暖化」がその大きな原因の一つだといわれている。 世界の科学者を集めて1988年に設置された国際機関・IPCC(気候変動に関する政府間パネル)は,このまま地球温暖化が進行すれば,地球の平均温度は今後100年に1〜3.5 °C (平均2℃)上昇すると予測している。日本で異常気象とされた年,例えば1993年の冷夏も94年の猛暑も,平年との平均気温の差はわずか1℃であり,また,1万5千年前まで続いた氷河期の末期と現在との平均気温の差が4〜8℃だといわれていることを考えると,1〜3.5 °Cの気温上昇がいかに大幅で急激なものかわかるだろう。 さらなる地球温暖化によって今後生じると予測されるおもな現象・事件をまとめたものである。
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