予想通り、久光とJTが勝ちあがってきましたが、プレミアでは低迷した東レの活躍が光りました。
JT 3−0 パイオニア
第二セット途中からの会場観戦でしたが、パイオニアはそのときにはもう戦う気力がないように見えました。栗原はスパイクはまずまず。しかし、彼女の武器であるサーブがミス続きで効果を発揮しません。レオはキャプテンでありながら、チームを統率する姿は感じられず、途中で榛沢に交代させられます。また、プレミアのセミファイナルのJT戦を思い出させるようなサーブカットの悪い試合内容で、悲惨といっていいかもしれません。試合にならないのです。よくこのチームがプレミアの四強に残り、今回も準決勝に進んだな〜というのが本音です。JTはパイオニアと当たったのが幸いし、決勝に進出できたのではないでしょうか?
逆にJTはプレミアからの好調が続いており、チームとしては最高に仕上がっているようです。特にスパイク決定率の低かった高木が何とか決めるようになり、攻撃の穴がなくなりました。センターでは特に江藤が好調で、34歳になった今、一番のプレイをしているように思えます。シドニー予選の時にこれくらい出来ていたら・・今から7年前のことなんですけどね。彼女ほど大器晩成という言葉が似合う選手もいないでしょう。また、対角センターの宝来も江藤ほどでないけど、いいところで活躍ができています。困ったときに宝来にトスが上がるようになれば、彼女も本物でしょう。竹下、ケニーも相変わらずいいし、明日の決勝が楽しみですね。
久光 3−1 東レ
この試合は今日の4試合の中で一番面白かった。他の試合がすべて一方的なストレート勝ちだけれど、唯一もつれたのがこの対戦です。東レは大山加奈がスタメンでフル出場。パワフル加奈の異名どおり、何本も気持ちよさそうに決めました。しかし、この試合をもつれさせたのは木村沙織でしょう。彼女はプレミアではことごとくサーブで狙われ、不調に陥りましたが、見事に克服して、全日本での活躍どおりの上手さを見せていました。もう少し荒木や西脇を上手く使えば、東レは勝てたかも?それとサーブに工夫がほしいですね。
また、久光は第一セットを奪われ、押されっぱなしの展開でしたが、拾いまくる東レに劣らず拾いまくり、徐々に自分たちのペースをつかんでいきます。ここで引き離されたら終わり・・という場面を何度も自分たちで乗り越えてきました。自分たちで修正することが出来るんですね。まだまだ久光の役者が上だった・・と思わずにはいられません。しかし、東レは本当によくやりました。
さて、明日の決勝の行方ですが、やはりセッター以外に個人技で上回っている久光に分があるように思えます。レフト、リベロ、センター。外国人が五分五分かな?これでJTが久光に勝てば新しい時代がやってきます。JTに悲願の初優勝がもたらされるよう、明日は楽しみにテレビで観戦します。

0