表現には「出来たぞ」表現と「出来ちゃった」表現があります。
どちらも大切です。
例を挙げます。「船をつくろう」というテーマがあるとします。
木片を切ったり、釘を打ち付けて船を造ります。水に浮かべるとコロンとひっくり返ってしまいます。
土台の上に木片を沢山取り付けてしまったからです。釘を打って、沢山の木片を取り付けるのがついつい面白かったのですが、これを取り外してバランスがとれるように工夫しました。見事に浮かびました。「出来たぞ!」と嬉しくなります。
一方、ついつい面白くなって、木片を取り付けている行為を中断しないで、船であることすら忘れてしまって、いつの間にか不思議な造形物になっていたとします。
これが「出来ちゃった」表現です。「出来たぞ」表現は、目標の達成感があり、「出来ちゃった」表現は、プロセスに熱中する面白さがあります。
