
3日日野市民会館で債権者説明会が開かれた。
佐藤みどり社長が八王子自動車教習所の閉鎖し、自己破産を申し立て、債権者へ謝罪した。
激しい怒号の嵐の中、土下座し平謝り。心労しきった姿で関係者に背負われ会場から車に運ばれる姿がTVで放映され、激しいやりとりのあったことを物語っている。
社長の土下座シーンは約1カ月前、海外留学の支援をしていたゲートウェイ21が経営拡大により経費がかさみ、渡航者が多い時期の資金繰りが悪化し倒産した姿が重なり合うが、歪められた世相がこの姿に現れているようだ。
教習にそれぞれ夢かけて、一生懸命貯め、収めた入学金や渡航費用は突然の破産によって、ふっ飛び、払った費用の回収が困難という悲劇は全く同じである。
八王子自動車教習所の破産は徐々にその要因が明らかにされてきた。やはり少子化で入学者の絶対量が減ってきたこと、他の教習所との入学者の奪い合いは過当な値引き合戦が徐々に経営を苦しめたようであるが、投機による失敗が取り返しの付かないものになってしまったようである。
かっては市内の旭丘に専用のライダーコースを持ち、高値の華の存在であったメルセデスベンツを教習車に使うなど勢いの有る教習所として順風満帆に映ったが、徐々に事業規模もスリム化していった。背伸びした経営に行き詰まり、かなり厳しい自転車操業で、それが崩れ一気に破産に追い込まれてしまったようである。駅に近いこれだけのロケーションに資産価値の高い 場所を持っても返済しきれない莫大な借財の大きさを物語る。
写真はその所内コースの一部、汗と涙で辛酸を嘗めた、S字コースとクランクで此処を越えるのも一つのハードルであったが・・・再び、亀の子のように動き回った教習車の姿は見えなくなってしまうのであろうか。
八王子自動車教習所の破産記事の感心の高さに、及ぼす影響の大きいことを改めて認識した。

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