●誠司(孫)の就眠儀式(ベッド・タイム・ゲーム)
++++++++++++++++++
乳幼児には、毎晩、眠る前に、同じ儀式を
繰りかえすという習性がある。
これを、日本では「就眠儀式」という。
英語では、「ベッド・タイム・ゲーム」という。
誠司の就眠儀式について、二男がこんな
ことを書いている。
二男のBLOGより。
++++++++++++++++++
【次男のBLOGより】
誠司を寝かせるのはいつも僕の役割なのだけれど、子供の生活の中に、何かひとつでも「パパ」じゃなきゃだめっていうことがあるのは、とても嬉しい。子供って、ルーティーンが大切だって言うけど、いつも誠司が寝るときのルーティーンは、カソリック教会の儀式顔負けの物と化してきている。以下が誠司の「儀式」。
8:45PM
パジャマに着替え、なぜかキャッチボールをする。これをしないと後の儀式へと移行できない。
8:55PM
歯磨き、おしっこ。
8:57PM
くまのぬいぐるみ、シッピーカップに入った牛乳、小さなおもちゃ(日替わり)を持ってベッドへ入る。必ずこの3品。
8:58PM
2冊本を読む。一冊目は日替わりだが、2冊目は彼が2歳ぐらいの時から読んでい
る「Good Night Moon」という本。
9:05PM
「ふるさと」と「誠司の子守唄」を歌う。必ずこの二曲。
9:08PM
キス、そしていつもの決まり文句。「Keep the door open. Don't turn off the light(ナイトライトのこと).」就寝。
……というのが彼の儀式。順番を間違えたり、きっちりこの手順どおりにやらないと、最悪の場合一晩中ベッドで泣き叫ぶことになったりもする。原発を運転するがごとく、このルーティンをこなすのが、ポイントだ。子供っていうのはおもしろい。
Hiroshi Hayashi+++++++++++はやし浩司
●寝起きのよい子どもは安心
子ども情緒は、寝起きをみて判断する。毎朝、すがすがしい表情で起きてくるようであれば、よし。そうでなければ、就眠習慣のどこかに問題がないかをさぐってみる。とくに何らかの心の問題があると、この寝起きの様子が、極端に乱れることが知られている。たとえば学校恐怖症による不登校は、その前兆として、この寝起きの様子が乱れる。不自然にぐずる、熟睡できず眠気がとれない、起きられないなど。
子どもの睡眠で大切なのは、いわゆる「ベッド・タイム・ゲーム」。日本では「就眠儀式」ともいう。子どもには眠りにつく前、毎晩同じことを繰り返すという習慣がある。それをベッド・タイム・ゲームという。
このベッド・タイム・ゲームのしつけが悪いと、子どもは眠ることに恐怖心をいだいたりする。まずいのは、子どもをベッドに追いやり、「寝なさい」と言って、無理やり電気を消してしまうような行為。こういう乱暴な行為が日常化すると、ばあいによっては、情緒そのものが不安定になることもある。
コツは、就寝時刻をしっかりと守り、毎晩同じことを繰り返すようにすること。ぬいぐるみを置いてあげたり、本を読んであげるのもよい。スキンシップを大切にし、軽く抱いてあげたり、手でたたいてあげる、歌を歌ってあげるのもよい。時間的に無理なら、カセットに声を録音して聞かせるという方法もある。
また幼児のばあいは、夕食後から眠るまでの間、興奮性の強い遊びを避ける。できれば刺激性の強いテレビ番組などは見せない。アニメのように動きの速い番組は、子どもの脳を覚醒させる。そしてそれが子どもの熟睡を妨げる。ちなみに平均的な熟視時間(眠ってから起きるまで)は、年中児で10時間15分。年長児で10時間である。最低でもその睡眠時間は確保する。
日本人は、この「睡眠」を、安易に考えやすい。しかし『静かな眠りは、心の安定剤』と覚えておく。とくに乳幼児のばあいは、静かに眠って、静かに目覚めるという習慣を大切にする。今、年中児でも、慢性的な睡眠不足の症状を示す子どもは、20〜30%はいる。日中、生彩のない顔つきで、あくびを繰り返すなど。興奮性と、愚鈍性が交互に現れ、キャッキャッと騒いだかと思うと、今度は突然ぼんやりとしてしまうなど。(これに対して昼寝グセのある子どもは、スーッと眠ってしまうので、区別できる。)
Hiroshi Hayashi+++++++++++はやし浩司