●民主主義(追記)
(付記)
そもそも民主主義というのは、一定個人、集団への権力の集中を防ぐためのもの。それを許してしまえば、行き着く先は、「独裁」。あのK国でさえ、国名の中に、「xx民主主義人民xx国」と歌っている。
「民主主義」とは、聞いてあきれる。あきれるが、この日本が、それを笑うことはできない。
そこで「選挙」ということになるが、選挙そのものが形骸化している。どこの県でも、県知事はみな、元中央官僚。副知事も、元中央官僚。大都市の市長も、元中央官僚。つまり選挙という手段が、権力者たちが権力を維持するための(お墨付き)としてしか機能していない。官僚世界でいう、「審議会」のようなもの。適当に有識者を集め、答申を出させる。たいていは、あらかじめ用意したシナリオに沿った答申である。
あとはその答申をよいことに、官僚たちは、したい放題。
民主主義とは何か? 選挙とは何か? だれしも民主主義イコール、選挙と考えやすいが、民主主義発祥の地、アテネのポリス(都市国家)には、選挙など、なかった。役人は、1年ごとにくじ引きで決めていた。
あくまでも、「民(たみ)」。民あっての代表。その代表は、民のために動く。それが民主主義。
しかしこの問題は、選挙というより、結局は、私たち1人ひとりの意識の問題ということになる。その意識を変えないかぎり、この日本に民主主義が定着することはない。