人間椅子は、「いか天」出身の3人組のヘビーメタルバンド。
人間椅子の音楽性の特徴は、津軽三味線由来の旋律や津軽弁の歌詞や歌い方、ドゥームメタルの影響などがある。
ブラックサバスやプログレシブ・ロックの影響も強い。
人間失格(1990年)
怪人二十面相(2000年)
私が聴いているのが上の2枚。
特に人間失格は、Budgieの「Breadfan」を日本語歌詞にしてカバーした「針の山」や「りんごの泪」など名曲が多い。
ファーストアルバムでこれだけの完成度というのも、当時のバンドブームの中ではほとんど居なかったはず。
歌詞は芥川龍之介や横溝正史などの影響を受けてるが、特に江戸川乱歩の影響が強い。
初期と後期を比べると、やはり初期の方がドゥームメタルの影響が強く感じられ怪奇的である。
ドゥームメタルというのは、初期ブラックサバスや同時期のサイケロックに影響された遅さと重さが特徴のジャンルで、ギターリフがメタリック。
この辺の筋肉少女帯辺りでも感じる日本文学の影響や怪奇性、笑いのセンスなど日本のヘビーメタルは洋楽に出せない音楽性を発揮している。
外人が聴いても文化圏が違うため、いまいち良さが分からないかもしれないが。
太宰治や江戸川乱歩等、日本人にしか出せない暗さや怪奇性を上手く音楽に取り入れてる。また、笑いに昇華させるセンスも流石。
音楽性は、筋肉少女帯はメンバーがバラバラに好きな事をやっていて統一性が無いのが魅力だけど、人間椅子の場合は統一性が強い。
寧ろ統一性があるのが普通なんだけど、人間椅子のメンバー全員の音楽嗜好もだいたい一緒らしい。
奇抜性に捉われずに、じっくり音楽を聴けるし、地味だけど非常に味のある音楽性。
いか天の影響で奇抜的なバンドはどうも音楽性をあまり意識して聴かないときが多いけど、このバンドは実際はかなり音楽的に高度な事をやっている。
デビュー当時は、音楽性自体は過小評価されていた。
人間椅子は、ここ最近のHMブームで再評価されたバンドの一つだと思う。
良く聴き直してみると、ドゥームメタル特有のドロドロした感じと独特の歌詞や歌唱がたまらない。
http://jp.youtube.com/watch?v=jYhGQn8I5wI
http://jp.youtube.com/watch?v=TrslUpn5qg8
http://jp.youtube.com/watch?v=MxZKur3h-R8
http://jp.youtube.com/watch?v=gTDT28HxUeU
http://jp.youtube.com/watch?v=gXI4UlPDfp4
feat.みうらじゅん
http://jp.youtube.com/watch?v=UOYq6EjQtR8

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