2008/9/30

Stuttgart訪問  イベント

26日の午後、授業が終わってからスーツケースに荷物を詰めて駅に向かう。
目的地は私のドイツでの故郷、Stuttgart。ここ2週間ビザの件でこの出発直前まで信じられないごたごたがあったけど、もう自分でできることは全部したから知らーーーーん! とにかく嫌なことは忘れて逃避行 なんせ2週間の秋休みなんやから♪
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ジュエリーショップの装飾にプレッツェルが使われているのがStuttgartらしい(笑)

夕方中央駅に到着したらすぐにObertuerkheimのTiffany Glas−centerへ直行。DBのいつもの遅延のおかげで30分の遅刻。 でもゴメッツ先生夫妻が笑顔で迎えてくれた。 私がここに来たのは単に遊びに来たわけではなくて27,28日に開催されるゲストを招いてのオープン工房でお手伝いをするため。3日間はゴメッツ先生の自宅でお世話になって、月曜日はStuttgartに住んでいたころの大家さん、ゾフコおばちゃんの所に泊めてもらう。

オープン工房は1年に1度の大イベント。昔からのお客さんや新しいお客さん、たくさんの人を招いて今ここで何をしているかを見てもらい、そして何よりも作ったものを売る大チャンスなのだ。メッセで手伝いをした時のように私はモザイクガラスの担当。ゴメッツ夫妻は販売と全般、トーマス&ミヒャエルは注文を受けた分のガラス切りと運搬、ユングさんとザイレさん、シュルツさんは流れ作業で花のモチーフ作り、ゴメッツ家の長女イサベルはとんぼ玉作り。とみんなそれぞれ大忙し。
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写真は作業中のユングさんと水曜日メンバーの方々

懐かしい人たちにたくさん再会できた。工房の先生や同僚をはじめ、Stuttgartを帰国する直前挨拶できないまま別れてしまったマルタ&ルイ夫妻や、曜日ごとに変わる仲間(みんなシュヴェービッシュの方言が素敵なおじいちゃんおばあちゃん達)、そして2年前のメッセで言葉を交わした人が私の事を覚えていて声をかけてくれたのも嬉かった。

ここで知り合った日本人の友達とも短い時間だったけど会えたし、ゾフコおばちゃんもいろんな意味で相変わらず元気そう。 2年という年月が過ぎてもみんなにこうして迎えてもらうと、ここに住んでいたのがつい最近までのような気になってしまう。Stuttgartはやっぱり私の第2の故郷やなぁ。

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ゴメッツ先生からお礼にと、なんとモザイク作りに使えるZagZagと学校のよりはるかに上等なガラス切りをプレゼントに頂く やったーーー! ほんまにほんまに嬉しい(涙)

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この地方の名物料理Rostbraten mit Zwiebeln und Spaetzle 要はステーキとシュヴァーベン風パスタ  量が多いので最後は飽きるけどやっぱりドイツ料理にしてはここの地方のは全部おいしい。ちなみに奥に写ってるのは奥さんのほうのゴメッツさんが注文したカツレツ+ポテト。。。胃が重くなるということ、こちらの人にはあまりないらしい
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2008/9/20

恐怖の観覧車  Rheinbachにて

金曜から来週火曜までKruml(やったっけ?)というお祭りがラインバッハで開催されている。1週間かけて組み立てられた巨大な移動遊園地に屋台。馬もいる。
日本でもドイツでもお祭りは楽しい。

観覧車に乗る
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安全上問題無いのか?! 観覧車は個室化されておりません
当然体を乗り出せば落ちるわけで、おまけに回転するスピードが信じられないくらい速くて(だから全部で5回転した)かなりの恐怖体験でした。 でもラインバッハの街並みと夜景が美しかった。
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2008/9/16

パネルガラスの実習を終えて  学校

3週間のパネルガラス工房での実習が終わった。
研磨工よりは経験がある分きっと楽にこなせると思っていた自分がバカだった。
初日にガラスカッターでのガラス切り。ガラス切りは正確に言うとガラス表面にガラスカッターの刃でわずかな溝をつけ、その溝に下から上に力を加えることで引いたガラス線に沿って最終的にガラスを割る。 ベンデル先生は自分の手のみでガラスを割るように言う。
4mmのフロートガラスはまだしも3mmの厚みを常に確実に割ることが私にはできない。
ガラスカッターが今までのとは違うとか、力が無いとか、考えられる理由はいくらでもあるけど全部そんなの自分に対する言い訳。 正確にガラスカッターを引くこと。ポイントを定めて一撃の力を加えること。定義はシンプル。だけどそれをちゃんとできないことは自分が一番わかってる。ペンチを使ったり、溝に向かってガラスを叩いて先にひびを走らせたり、うまくカットできなくてもルーターで後で削ればいいという今までのやり方・考え方が、ただの甘やかしであって、結局道具がなければ今の私に正確なカットをする技術はない。

「道具を使わないとできないようではセミプロフェッショナルだ。」
ベンデル先生の言葉が重くのしかかる。 分かっていたけど聞きたくない知りたくなかったことをずばり言われる。鈍器でなぐられた感じの衝撃。けど先生の言ってることは100%正しくて否定しようがない。自分はただそれから逃げてごまかしてきただけだから。

道具を取り上げられて初めて私は本当に1対1でガラスと向き合わなければならなくなった。今まで自分を甘やかすのに慣れてきた分、与えられた課題をこなすことははっきり言って地獄。 58.5o×38.5oの長方形のガラスカットを約30枚。パネルガラス制作では数oの狂いも許されない正確なガラスカットが要求される。ひとつひとつのピースがバラバラであれば比べることができないけど、こういう一番単純な形は本当に同じ大きさでなければ見た目にもすぐ違和感を感じる。 何十枚フロートガラスを切ったことか。手の握力はなくなるし指は傷だらけになるしほんとに情けない泣きたい気分。 カリーナやレア、アナスタジアらが次の課題を進めるなか私は何歩も出遅れて、それでも何度トライしてもできない自分にくやしくて腹が立つ。 元々人より倍の時間を要するほうなので、結果的に次の課題であるひし形のパネルは規定の半分の大きさまでにしか仕上げることができなかった。

『パネル制作』『研磨』『カッティングガラス』『絵付け』と4つある工房のうちどれかひとつをゆくゆくは選んで専攻することになる。今は12週間かけて各工房をグループごとに回って基礎技術を学ぶいわばお試し期間。この学校に来たのはガラスの絵付けを勉強するためなのでたぶんパネル工を選ぶことはないと思う。だけどこのパネル工房で作業した意味は私にとって大きく、間違いなく大切で必要な期間だった。先生に代わっていつも親切に指導してくれたガラス科の先輩にも感謝している。

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真ん中にあるのがドイツ製のガラスカッター 
ペンチは基本的に切り取るガラス幅がせまい時か、角を取る時のみ使用
左にあるのはSchneideschlitten ガラスカッターを固定して線引きする

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ガラスと鉛を編みこむように順番にはめ込んでいく

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パテを詰めて鉛の両端を押さえた後おが屑でひたすら余分なパテを取り除く
この作業にもかなり時間がかかった。神戸の工房にいたときS野さんがパテ詰めを「あんこ詰めてるみたい」と言っていたのを思い出してほんとその通りやと思った(笑)
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2008/9/14

マイヤー家訪問  友達

金曜日から日曜日までGolschstenにあるジェシカの実家にお邪魔した。トリアーの一歩手前に位置していて、平地が主なドイツの中では珍しい山谷を見ることができる。こっちでは日本にない木や植物が多いので日本のそういう景観とはまた全然違う。
1時間ほど電車に揺られた後駅でジェシカパパの車に乗り込み家へ向かう。毎週末ジェシカはこうして実家に帰っている。

家ではジェシカママと2匹の猫が私を出迎えてくれた。ジェシカママはよくしゃべりよく笑う朗らかな人。そしてジェシカのお母さんだけあってなかなかふくよかだ。人だけじゃなくて飼い猫のレオンとミリーも大きい。この猫たち日本にいたら間違いなくボス猫やな。
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ジェシカとアクロバティックに伸びをするレオン

天気があまり良くなかったので家で静かに過ごすことに。
ドイツ人の家っていつも思うけどほんとに感心するくらい清潔で整頓されてるよなぁ。 
食事の時間。朝と夜はいわゆるkaltes Essen「冷たい食べ物」というやつで、パンとチーズとハムのオンパレード。朝ごはんはそれプラスゆで卵。日本のと比べたらパンは抜群においしいしハムもチーズも驚くほど種類があってそれでいておいしいんやけど、こういう食事をしているからドイツ人は皆こういう体型になる、というのに納得がいく(笑) 日本食ってほんっとに本当に脂肪分が少なくて野菜が多い健康食やと思う。 
マイヤー家の食事の中で今思えば出てきた野菜ってじゃが芋とスパゲッティボロネーゼに入っていた玉ネギだけやったんちゃうやろか。(^^;

近くに住むジェシカのおじいちゃんおばあちゃんらの家にも招待される。みんなでおしゃべりした後、次は「シャーロックカフェ」に行くと言う。 最初聞いたとき意味が分からなかったけど…
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そういうことね! 探偵シャーロックホームズをテーマに作られたカフェ。
ご主人の趣味でたぶん始めたんでしょう。 アンティークなこだわりの家具、各テーブルには皮手袋やら拳銃のレプリカやら探偵七つ道具みたいなのが散りばめられている。メニューもシャーロックらしく、くるみのケーキには「森の秘宝」など書かれていた。

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近所の農場のポニーとヤギたち
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2008/9/12

ついに怒り爆発  学校

宗教学の授業中、ついに我慢できなくなって席を立ってクラスのみんなに声を荒げてしまった。学校が始まって約1ヶ月経ち、周りの子や授業にも馴れてきたせいか最近授業中うるさくて先生の話はもちろん発表している子の話も聞き取れないことが多くなってきていた。日本の学校の授業は受動的で生徒が授業中に活発に議論するということは珍しいけどドイツではその逆。おとなしい子でも思ったことがあれば手を挙げて積極的に討論をする。素晴らしいと思う。 だけどドイツ人の学生は(少なくともうちのクラスメイトは)人の話を最後まで待って聞くことがなかなかできない。誰かが話している途中でもそれを遮って自分の意見を主張するのが特意なのだ。そんでもって興味がなくなると全然関係ないことをしたりおしゃべりしたりする。日本でだったら信じられないくらい【失礼な】言動を先生や発表者に対してしたりする。個人個人はみんな良い子で好きだけど授業中の態度は気にいらない。(あー私先生みたい…) 
(ドイツではこれが普通・・・ これが普通・・・)と今まで自分に言い聞かせて来たけど怒り爆発。 

「あんたらいい加減にしぃやぁああああああ!!!!」
   
とはさすがに言えなかったけど、とにかく普段おとなしい日本人が怒っている、ということはみんなに伝わったらしい。そして授業後何人かが私に声をかけてくれた。他にも同じように思っていた子がいたのだ。アニカはわざわざ謝りにきてくれた。 家に帰ってよくよく考えた結果、翌日担任のワーグナー先生に授業を始める前に5分だけ時間をもらって、もう一度今度はきちんとみんなの前で話をすることにした。
集中して授業を聞いても私がまだドイツ語を完全に理解できないこと、誰かが話していたら遮らずにまず最後まで話を聞いてほしいこと、私のためだけじゃなく先生やクラスの仲間みんなを思いやってほしいこと・・・ 
話し終わった後は思いがけずみんなから拍手。共感してもらえたということかな? 
来週からは授業中のストレスがきっと軽減されるはず☆ 少し心配したけどやっぱり話して良かった。
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2008/9/7

街のガラスミュージアム  Rheinbachにて

ブログ更新が滞っているときに考えられること
@やる気がない
A書くことがない
Bネット環境及び私のパソコンが言うことをきかない
Cしないといけないことが多すぎて手がつけられない

@とAは今のところない。正解はBとC。毎日ただ過ぎて行ってるわけではなくその真逆。^^; 特に最近は色々ありすぎてすべての整理がつかない感じ。頭の中で考えてること、感じてることをすぐ放り込めたらいいのに!

そんな都合の良いドラえもんの道具はないので地道に綴ります。

5日〜7日はひたすら同居人ジェシカ、カーメン、Bクラスのマリア、エルンストと最初のレポート提出を終えたことを祝って(?)遊ぶ、ビール、しゃべる、ビール 毎晩12時過ぎまで一緒にいたんちゃうかな。 

Rheinbachのガラスミュージアムにも見学に行った。 
ラインバッハに私が今通っているガラスの職業訓練学校があるのは、もともとチェコのボヘミアンガラス職人たちがここに移住したことに由来している。学校創立後、このガラスミュージアムも創設された。
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チェコのGravurの技術が伝えられただけあって、繊細なガラスカットの装飾を施した展示物が多い。 来週からはこのGravur の実習を工房で始める予定。

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展示数は大都市の博物館に比べたらもちろん少ないけど、学校の先輩たちのガラス工芸品を
色々と見ることができて満足。
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