奈良県で母子3人が死亡した放火殺人事件容疑で逮捕された高校1年生の男子生徒は、
父親に夜遅くまで勉強を教えてもらっているとき、週1,2回父親から暴力を振るわれていたという。
親が子の勉強を見てやること自体はこれによって、親が子の学力を把握でき、子の能力、性格に応じた指導ができる。また、子に対するスキンシップの効果もある。
しかし、哲学者プラトンは
「少年を暴力と厳しさによって教え込もうとするな。彼の興味を利用して指導せよ。
そうすれば自分の能力がどこに向いているか、少年自身で見出しやすくなる。」
と言った。暴力や厳しさを控え、少年の関心や興味を捉えて、自らの成長を助けるべきであるのに、この父親は医者と言う人間相手の仕事をしていながら、このようなことに気付かなかったようで、とても残念である。