2009/10/29
「ミスター味っ子」 アニメーション

「ミスター味っ子」は1987年から1989年にかけてテレビ東京系で放映された料理・グルメアニメ。原作は寺沢大介の同タイトルの漫画で、企画はサンライズ、監督は今川泰宏、音楽は藤田大土・国安わたる・山本正之・嘉門達夫、制作はサンライズ、製作はテレビ東京・サンライズ、全99話。
このアニメ以前から話題になっていたグルメブームがさらに巷にあふれ始めた頃にタイミング良く製作され、大変な人気となった。原作のキャラクターネーミングは激しくパロディであるが、さらにアニメ独自のキャラクター、更にパロディの追加、ギャグ要素を加えている。何と言ってもキャラクターの荒唐無稽なリアクションは有名。料理の味に感動したキャラクターが、巨大化、爆発、飛行、口から火炎放射などなど「巨人の星」とは違うあり得ない豪快な演出だった。料理の内容はまともなもので、一般的には実際に調理できるものと言われている。僕は仕事の関係でわずかしか見ることができなかったが、調理不可能と思えるような滑稽な料理はなかったように思う。この演出の効果もあって長寿番組となった。
父が他界し、残した日之出食堂を母と二人で切り盛りする味吉陽一は日本料理界のトップである味皇・村田源二郎と出会い、彼に招かれたことがきっかけで、「味」を追求する料理人として料理勝負に挑戦していく。パロディとギャグが激しいが熱血青春ドラマとなっている。ストーリーとしては「味皇料理会」と「味将軍グループ」の対決が軸になっており単なる料理対決番組ではなくて筋を持っているということもすばらしいと思う。
キャラクターは長寿番組でもありかなり多い。ゲスト出演であっても名だたる声優さんがたくさん参加している。ほんの一部だけをご紹介することにする。 (Read More の中)
主題歌はオープニングに「ルネッサンス情熱」。80年代後半から90年代にかけてのアニメ主題歌の代表作のひとつ。松本一起作詞、国安わたる作曲、矢野立美編曲、歌は作曲の国安わたる。エンディングは「心のPhotograph」で同じく松本一起作詞、国安わたる作曲、矢野立美編曲、歌は作曲の国安わたる。キャラクター声優さんによる挿入歌がたくさんあるようだが、残念ながら僕自身はスポットでしか見ていないため挿入歌には記憶がない。
☆キャラクター(キャスト)
・味吉陽一(声:高山みなみ)
本編の主人公。通称「ミスター味っ子」。関陽学院中学の2年生。
・味吉法子(声:横尾まり)
陽一の母親。日之出食堂の料理以外を担当。
味吉隆男(声:大塚芳忠→井上和彦→山寺宏一)
陽一の父、故人。日之出食堂を開店させる。通称「下町の包宰」。
・山岡みつ子(声:川浪葉子)
陽一の幼馴染で、日之出食堂の手伝いをしている。
・山岡しげる(声:ならはしみき)
みつ子の弟。自称陽一の一番弟子。みつ子からいつもどつかれている。
村田源二郎(声:藤本譲)
通称「味皇」。味皇料理会の創始者、日本料理界のトップ。
・快傑味頭巾(声:藤本譲)
謎の人物、正体は村田源二郎。
・垂目森太郎(声:龍田直樹)
味皇の秘書。
・丸井善男(声:飯塚昭三)
味皇料理会イタリア料理部主任。
・下仲基之(声:堀内賢雄)
味皇料理会フランス料理部主任。
・小西和也(声:鈴置洋孝)
味皇料理会肉料理部主任。
・関場武雄(声:中村大樹→沢木郁也)
味皇料理会ドイツ料理部主任。実は七包丁・北の悪魔。
・芝裕之(声:石森達幸)
味皇料理会日本料理部主任。
・米本精道(声:鈴木勝美)
味皇料理会中華料理部主任。
・堺一馬(声:鈴木みえ)
自称「カレーの天才」。陽一のライバル。
・中江兵太(声:佐々木望)
通称「ミスター鍋っ子」。
・味将軍(声:銀河万丈)
味将軍グループの総帥。正体は味皇の実の弟で村田源三郎。
・阿部一郎(声:大滝進矢)
「レストランアベ」のオーナーシェフ。七包丁の一人にして、最強。
・大石老師(声:徳丸完)
味将軍グループの長老。七包丁の一人。
・クワイ・チャン・カモン(声:たてかべ和也)
中国の僧侶風の料理人。七包丁の一人。
・ロボコック・サリー(声:土師孝也)
全身をメカアーマーで覆って補強された究極の料理人。七包丁の一人。
・北の悪魔(声:沢木郁也)
七包丁の一人。その正体は味皇料理会ドイツ料理部主任・関場武雄。
・劉虎峰(声:飛田展男)
香港の名店「小亀楼」の料理長。七包丁の一人。
・今ちゅう(こんちゅう/声:龍田直樹)
「日之出食堂」の近所に住む黄色のネズミ。いわゆるアイキャッチャーキャラ。ただ本編の場面転換等々に登場する。基本的には本編中のキャラとはかかわりがなく、会話もない(このあたりの常識は保っている)。


