支援して頂いた方々へ
私は昨年2月、理不尽にも大好きな職場を解雇された保育士です。事件当初、法人からの報告が余りにも事実と違う内容に納得がいかない気持ちを抑え不安な毎日を送っていました。そしていつしか私は「虐待保育士」というレッテルを貼られ、他園で仕事をする事も出来ない所か…保育士生命さえ断たれた結果に悔しさが込み上げていました。しかしあの事件の中、誰もが私を疑っていた頃、励ましの手紙を届けてくれた保護者の方…この手紙にどんなに救われた事か…
私が諦めるしか無いのかと悔しさに園の書類や法人に関するもの全てを破り捨てたあの頃…「私を助けたい!」と保護者の方初め、色々な方々が動いていた事を後で知り、驚きと嬉しさで胸が一杯になりました。これまでの私自身や私の保育をきちんと見て、感じてくれた人達がいてくれた事に、それまで自信を無くしていた私は勇気を頂きました。「先生には仕事が遅くて余り会えなかったけど…子供を見ていれば分かるじゃない。家の子は先生の事が大好きだよ。」と言ってくれた保護者の方…担任と保護者との関わりも大事ですが…担任と子供との関わりをきちんと見ていてくれた事に、保育士として、私自身としても本当に嬉しかった言葉です。こうした方々に助けられながら提訴した8月…
ただ真実が知りたい!という気持ちからでした。それは私を支援してくれた方々も同じだったと思います。しかし、裁判所からの提案で「和解」を前提に協議する事になり、事実をはっきりする事が出来ない結果に申し訳ない気持ちでした。
でもそんな私に裁判所からの和解文では良い結果を頂く事が出来、そして10月11日、「和解成立」致しました。10月30日支援する会への報告会があり、事実上この裁判は終わりを迎えましたが…私が今日を迎える事が出来たのは、沢山の応援してくれた方々がいてくれたお陰だと思っています。泣き寝入りするはずが…此処まで来る事が出来たのです。この1年8ヶ月…辛い事もありましたが、沢山の方々との出会いもありました。支援をお願いする中で知り合った方々…支援して下さった方々…見ず知らずの私を無条件に受け入れてくれたばかりで無く、支援までして下さり、こうした方々の励ましや応援に助けられて来たからこそ、今日を迎える事が出来たのだと思っています。
しかしながら…懲戒解雇までに当たらないとしても、保育士として私の軽率な行動で当時の子供達や保護者の方々に心配や迷惑を掛けてしまった事は確かです。卒園を間近に控えた子供達や保護者の方々の気持ちを思うと、園長不在の卒園式…楽しい思い出になるはずの保育園生活を最後の最後で、とても嫌な思い出にしてしまった事を考えると胸が痛みます。
これからは忘れてはいけない事は胸に刻みながら、少しずつ前に歩いていけたらと思っています。今日まで見守って頂き本当に有難うございました。
2011年10月31日

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